争議解決おめでとうございます

　このたびは、争議の全面解決おめでとうございます。
　ほんとうに長くて大変なたたかいでしたね。
　再発防止まで約束させたということはすごいことだと思います。
　きっちりと守らせていくことが、またたたかいですね。 これからもがんばってください。
　和解協定書などお送りいただきましたが、こちらのニュースに （載せたいと思いますので、報告と写真を） よろしくお願いいたします。
　（以下、略）
　　　国際人権活動日本委員会　事務局　Ｕ　（2008.5.19）

　４０年後の勝利

　東芝差別争議、長い長い苦難の４０数年でした。
　東芝というと思い出すこと二つ。 かつての日本の労働組合運動の高揚期に、それへの破滅的な攻撃を受けたレッドパージ。 このとき東芝の経営陣トップが、レッドパージを旱天 （かんてん） の慈雨のごとし （苦しいときの救い） と評したことは忘れられません。
　さらに、もう一つ。 当時の東芝松川工場労組委員長の故杉浦三郎さんのことです。 あの松川事件で列車転覆犯にでっちあげられ、死刑判決を受けました。 もちろん、全国民的なたたかいで全員無罪を勝ち取りました。
　　　　　　　　　　　籠塚逸平　　神奈川県 （８３歳）
    （２００８年５月１１日付 「しんぶん赤旗 日曜版」 の 「読者のページ」 より）

　差別の職場は土台掘り崩す

　「しんぶん赤旗」 １面の記事 「東芝差別争議が和解」（２５日付）。 たたかい、ほんとうにご苦労さまでした。
　「明るくする会」 の石川要二郎会長の 「差別による職場支配は東芝のものづくりの土台を掘り崩しました」 との言葉は、ほんとうに重みがあります。
　私も２１年前、国鉄の分割民営化攻撃のなかで、国労を脱退した職員を、私の仕事の見習いにつけ、見習い終了後、私を人材活用センターに押し込めました。 命令と服従のもとで、仕事をさせ、清算事業団に押し込みました。 そして、解雇でした。
　私の職員の振り分けのもとになった台帳 （職員筥理台帳） には、共産党員・労働組合の幹部しかありませんでした。
　ＪＲは不当労働行為という犯罪までおかした幹部で会社がつくられています。 ＪＲは利用者の安全と利便性を考えるなら、法律を順守し、一刻も早く、ＪＲ採用差別事件を解決すべきです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北海道・妹背牛町　佐田恵治　（元国鉄労働者 60歳）
　　　　（2008.4.29付 「しんぶん赤旗」 の 「読者の広場」 より）

皆さまの勇敢な生き方に大拍手を贈り敬意を表します

　突然のメールで失礼いたします。
　私は北海道に住んでおります６０代の主婦です。
　今日のしんぶん赤旗の 「潮流」 の記事を読み、皆さまの生き方に感動いたしました。 私の生活環境は労働組合と無関係でしたので、このような人間らしさを貫きながら闘いの中で暮らして来た皆さまの勇敢な生き方に大拍手を贈り敬意を表したいと思いメールいたしました。
　くれぐれもお体を大切になさって下さい。 これからの人生に幸多かれと願っております。
　　　　　　　　　　　　　（北海道のＭさんより… 2008.4.26）

　勝利和解おめでとうございます

　本日のしんぶん赤旗で勝利和解報道をみました。提訴した原告のかかたちと、提訴しないが職場でたたかってきた方々、なによりＯＢのかたがたが困難をかかえながら団結し、すばらしい成果をあげられたことに心から敬意をお伝えします。
　たたかう労働者組織の神奈川労連を中心にした、支援共闘会議と強力な弁護団ともかたく団結したことも大きなおおきな成果につながったことでしょう。 もちろん、ここまでたたかいを支えてきた、家族のサポートこそたたかうエネルギーになったはずです。
　この成果をもとに、職場でも地域でも全県・全国で明るい会がさらに仲間をふやして、労働者のさまざまの要求実現、目前の医療・福祉きりすて反対、自衛隊派遣恒久法案阻止・憲法改悪阻止など国政革新の要求実現のたたかいを大きくひろげてほしいとねがっています。
　 （中略）
　本当にすばらしい成果です。私も高知にいながら、大きな元気をもらいました。 全国のたたかう労働者も同じだろうと思います。
　たたかいはこれからですが、しかし、とりあえず、お疲れさまでした！！
　旨い焼酎を会宛に近く送ります。 楽しみにしてください。
　　　　　　　　　　　　　(高知県のＫさんより… 2008.4.25）

　 新人事制度では安心して働き続けることができなくなります！

　今度の人事制度では短時間勤務のBフレックス適用者について、中央労組から 「救済措置は難しい。」 という回答でした。 育児、介護、健康上の理由のため、裁量制に該当しない者は大幅な減収（数万円） となります。 これらのことは長期に及ぶこともあり、経済的に大きな打撃になります。 働く意欲も低下します。 育児、介護、病気はいつ、誰にでも起こりうる問題です。 新制度では安心して働き続けることができなくなります。

　大幅な給与減とならないように、給与の他の部分でこれまでの業務手当て分を補うか、減額するにしても段階的にするよう考慮してもらいたかったです。

　残念ながら、今回の中央労組の回答はこの項目に限らず、会社側の見解の代弁にしかすぎないと受け取られました。 各支部の要望や組合員の立場を真摯に受け止める姿勢が感じられませんでした。 これでは中央労組が存在する意味がないのではと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　（一労働者 … 2008.2.21）

　　もっと女性の活用と登用を！

　去る９月２０日、東芝労組京浜支部の 「男女共同参画社会の実現に向けた制度改善」 への意見収集の対話会で、切実な意見が多く出されたとのことです。 これらはぜひとも早期に実現してほしいと思います。
（１） 女性に関する制度内容など組合員への周知が足りない。 また東芝全体での制度の利用状況などを伝えてほしい。
（２） 看護休暇の回数を増やしてほしい。 また無給から有給になるように願いたい。
（３） １時間単位の休暇の回数を増やしてほしい。
（４） 育児の面から半日休暇の回数を増やしてほしい。
（５） 妊娠中の人への働きやすい （通勤や環境整備など） 制度を新設してほしい。
（６） 介護に関する制度の充実をすすめてほしい。
（７） 所内に保育所を設けてほしい。
（８） 在宅勤務制度を早く設けてほしい。
（９） 高卒女性の主務職がいない。 昇給の機会をあたえてほしい。 職種変更や業務内容の見直しなども取り組んでほしい。
（10） 女性従業員をもっと活用し登用しほしい。
（11） 短時間勤務の適用限度を小学生３年までとなっているが、もっと伸ばしてほしい。
（12） 管理者の女性に関する制度への理解度を高めていただきたい。
　　　　　　　　　　　（５０代・男性…2007.10.18）

　　「全員対話会」 で出された職場要求…

　東芝労組京浜支部では１０月から来年の５月までかけて、組合員全員と執行部の対話会を行っています。 ある現場の対話会で出された意見を以下に紹介します。

　事業所のスローガンである 『世界一のモノづくり工場を目指す』 なら、
（１）　作業着を無償貸与せよ、あるいはもっと補助を増やせ。（安全靴は無償貸与になっている。）
（２）　更衣室の洗濯場が狭い。（汗と埃にまみれる仕事であるので、職場に洗濯機は必需品である。 夏場は１日２回の着替えが必要である。）
（３）　雨漏りのしない建屋にしろ、１０年前から言っている。
（４）　人手不足で有給休暇がほとんど取れない。
（５）　ガソリンが値上げしている、車通勤者の通勤費の増額を要求せよ。
（６）　定年招待旅行の休暇は、先輩たちが勝取ったものである。 おおいに活かそう。
　　　　　　　　　（５０代、男性…2007.10.18）

　　元東芝の課長が詐欺罪で逮捕される！！

　東芝京浜事業所の元課長であった水梨周は、在職時には、自主的・民主的労働組合運動を行う人達を押さえつける役割を果していた。
　東芝の課長時代に会社の資産を横領したうわさが絶えなかった。 ２００２年１０月１日付けで課長から専門職の参事に異動となり、勤労課の事情聴取を受けたとのうわさが流れた。 その後、京浜事業所報などには一切の辞令が出なかったが、いつの間にか会社から居なくなった。
　それから、社内ではうわさになることは無かったが、最近の新聞記事で、不動産会社社長となった水梨周がパソコンで偽造した源泉徴収票を使って住宅ローン資金３４００万円をだまし取ろうとした容疑で逮捕されたとの報道から、「課長時代の横領癖からだ」 との話題で持ちきりである。
　東芝は、このような犯罪癖を持つ人物を使って、自主的・民主的労働組合運動を行う人たちを押さえつけてきたのである。
　　　　　　　　　　　　（５０代・男性…2007.10.15）

　　食堂のテレビのチャンネル選択権は誰のもの？

　東芝京浜事業所の海芝食堂では、２週間続けてテレビのチャンネル権が労働者から奪われました。 ９月２５日〜２８日は東芝保険のＰＲを繰り返し流し、１０月１日〜５日は労働安全衛生の社長メッセージを流していました。 さらに普段のテレビよりも大きな音量で、しかも数分で終わるメッセージをエンドレスに放映しているので、食事の最中に何回も聞かされ、食事が進まない状態でした。
　どうしても視聴させたいなら時間中にやってもらいたいものです。
　「昼休みぐらい巷のニュースを見たい」…これが職場の多数の声でした。
　　　　　　　　　　（４０代・男性…2007.10.5）

　　東芝は、「思想・信条の自由」 を認め、明記するべきだ！

　東芝は、労働組合弱体化のために、秘密組織 「東芝扇会」 を作り、その会員を労働組合の役員に送り込み、組合が会社の意のままになるようにするために色々な事をしてきたが、まさに、そのために 「思想・信条の自由」 がじゃまなのだろう。
　反共教育をされて洗脳された 「東芝扇会」 会員が、会社や労働組合に少しでも反発する人を 「アカ」 と決めつけ、共産党員やそれを応援する労働者を孤立させるために、思想・信条の自由が邪魔なのである。
　その結果、ものが言えない職場になってしまったのだと思う。 と同時に、会社に対してものが言えない労働組合になってしまったのではないか？　これが、色々な不祥事が起きる要因の重要な一つであろう。
　東芝は、法令遵守を宣言しているのならば、憲法で保障された 「思想・信条の自由」 を、ただちに、はっきりと、行動基準に明記すべきだと思う。
　　　　　　　　　　　　　（元ＣＭＣ、　男性…2007.9.27）

　　東芝の基本的人権には 『思想・信条』 がない！

　東芝グループ行動基準には、「人間の尊重」 という節があり、その中で 「個人の基本的人権、多様な価値観、個性、プライバシーを尊重し、人種、宗教、性別、国籍、心身障害、年齢、性的指向等に関する差別的言動、暴力行為、セクシャルハラスメント、パワーハラスメント（職場のいじめ、嫌がらせ） 等の人格を無視する行為をしません。」 とあります。
　一見、非常に良く出来ていますが、今では国連憲章や日本国憲法の基本的人権には必ず入っている 『思想・信条』 が抜けています。 これは、東芝が１９６０年代から現職の情報収集専門警察官を雇い入れて、従業員を監視・密告・恐喝する秘密組織 「東芝扇会」 を創るうえで邪魔なものだったのでしょうか。 それが２１世紀になった今でも引き継がれていると考えざるを得ません。
　今年の６月２８日には、しんぶん赤旗が報道したように、陸上自衛隊情報保全隊の幹部が東芝に天下りしていることが判明しました。 東芝は、情報収集専門警察官だけでは情報収集が足りないとでも判断したのでしょうか、ついに自衛隊の情報収集のプロを雇い入れたのです。 これではますます東芝社内において基本的人権の 『思想・信条』 がないがしろにされることになると思います。
　　　　　　　　　　　　　（５０代、男性…2007.9.14）

　　原子力発電は電力供給源として当てにならないのでは？

東芝京浜事業所では、２００３年に引き続いて今年も休日が変更になった。 　２００３年には、原子力発電所の損傷隠しを受けて、東京電力の原子力プラント１７基の内、２００３年５月９日に運転を再開した柏崎刈羽６号機以外の１６基は停止させられたままとなった。 その為電力不足となり、２００３年の７月と８月には、土・日を出勤にして火・水を休むという変則勤務が実施された。 これは、東京電力からの要請によって実施されたものであったが、労働者からはおおいに不満の声が上がった。 （右は、当時「朝日新聞」２００３年７月３日付１面に掲載された写真と記事）　 　今回は中越沖地震によって柏崎刈羽原発がダウンした。 『原発は安全です』 との宣伝がいかにデタラメであったかを事実をもって示した形になった。 そして国民に節電が呼びかけられている。 一方、そのとばっちりが、またまた、京浜事業所に及んだ。 ８月２、３日を休日にして、８月２５日と９月２２日を出勤日にした。 　既に多くの労働者が、家族との予定などを組んでいるので、その日には休暇を取らざるを得なくなるなどの影響が出ている。 　繰り返される原発の事故によって電力不足になるということは、原子力発電が電力供給源としては当てにならないということではないか？

（（京浜）の５０代男性…2007.8.17）

「手取りで月２１万円。 … とても生活していけない」 （一派遣社員）

　賃金は手取りで月２１万円。
　子どもの学費、ローンなどで必ず必要な出費が約１８万円。 これだと手元に３万円しか残らない。 ８月は会社の休みが多いため小遣いも減らされた。
　正社員としてボーナスも出るような働き方をしないと、とても生活していけない。
　正社員で働ける就職口を探しているがなかなか採用してくれない。

　　　　　　　　　（東芝で働く４０代の派遣社員・男性…2007.8）

　　柏崎刈羽原発は国家的な耐震偽装ではないか！？

　東芝の京浜事業所では、原子炉をはじめとした原子力用蒸気タービンや発電機を製造しています。 また、近くの浜川崎工場では今回出火した物と同様な変圧器を製造しています。
　今回の中越沖地震で、全国にテレビ中継された柏崎刈羽原発の変圧器火災は職場で大きな話題になっています。 テレビを見ていて、「何故変圧器が燃えるのだろう」 と言うのが第一の疑問でしたが、それとともに、煙が出ていて、そのうち炎も見えてきたのに、消火をしている様子が無いのが不思議でした。
　後の報道で分かったことですが、自衛消防隊が無かったとのこと！　トリプルに驚きです。 それと、本日の 「しんぶん赤旗」 によれば、地盤沈下が原因で火災が発生したとのこと。
　原発は頑丈な上にも頑丈に作られていると聞いていたが、それが音を立てて崩れている。 これはまさに、国家的な耐震偽装ではないか！？　姉歯は個人だが、原発の甘い耐震設計は国家的詐欺である。
　　　　　　　　　　　　　　（５０代、男性…2007.7.20）

　「歌う申立人」こと 塩田儀夫さんが 新聞で紹介されました！
　「６年生バンド」 のリーダーで知られる塩田儀夫さん。 「東芝の職場を明るくする会」 の会員で第二次申立人のひとりです。 音楽でもひろく活躍している姿が紹介されています。

「しんぶん赤旗」 2007年7月9日付

　就職活動中の大学◇年生より

　東芝の職場を明るくする会様
　はじめまして、□□大学◇年生の○○と申します。

　私は日本の雇用問題、雇用条件を改善していくことで、日本の社会をよくしていきたい、会社で働く人の生活に貢献することで人を幸せにできたら・・・と思い人事の仕事がしたいと考え、只今就職活動をしております。

　ホームページ、拝見させていただきました。　とても、驚きました。
　長時間労働は効率が悪くむしろ減らすことで効率が上がっている企業が多いにもかかわらずそのような状況であることに、なぜ東芝は・・・・と感じております。

　グローバル視野で行くのなら・・・海外で進んでいるワークライフバランスをいち早く取り入れて行くべきであるはずなのに・・・と感じました。

　このままでは東芝そのもののブランドが落ちてしまうのではないでしょうか。 学生ながらにそう思います。
　今情報は誰もが共有できる時代になったので、私たち学生は企業の真相、会社説明会では聞けない、つっこんだ情報まで手に入れることができます。

　そのため例えどんなに有名で大企業であっても、ブランド力や華やかさがあっても、こういった実情があれば学生は遠ざかって行きます。 良い学生を企業は逃してしまうのではないでしょうか。

　今、実際にそういった状態が起きていると私は思っております。
　ＣＭでよく目にする企業に会社説明会に参加した時です。　なんと参加者は８名。
　ネットの参加予約画面も常に満席の日にちはありませんでした。

　正直驚きました。
　学生はその企業の将来性、社員を大切にしているか、変な実態はないか　・・・　まで入念にネットを駆使して調べているのだと思います。
　会社説明会でどんなにいいことを言っていても、バレバレだと言うことです。

　情報だけは余りにあまっている現代ですから、今後は、より企業内の環境がブランドそのものに影響がかかってくると思うのです。

　私たち世代は生まれた頃からとても便利な環境で育ってきました。
　交通も便利で、家具も便利で、衣食住なに不自由ない世代です。
　そうした環境で生きてくると、これ以上豊かになる必要があるのか、と感じるのです。

　生活は十分に豊かになったのに、どうして人生のほとんどを仕事で過ごさないといけないのか、家族と接する時間もなく、なぜクタクタになってまで働かないといけないのだろうかと。
　それなら、最低限の暮らしでもいいのにな、と思うのです。

　自分達の豊かさは、どこかの国の環境を破壊して成り立っているので、これ以上環境を破壊したくない、と思うのです。

　私は、昇進するとか、出世するとか、沢山のお金を稼ぐとかより、自分が精神的に成長できる仕事がしたいと思っております。
　モノを使わず環境を破壊せず、世の中のために貢献できること。
　それが人事の仕事だと考えました。
　仕事と私生活が充実した雇用条件にすることで、人の人生を豊かにしたいと思っているのです。

　日本はモノを豊かにしたけれど、中身をどこかに置いてきてしまったと私は思います。
　こんなにも世界に誇れる技術で溢れているのに、その国民が活き活きとしていないのはおかしいです。

　日本の雇用状況。
　これは間違っている上に効率がよくないことです。
　私が社会に出た際にはこれを改善していこうと思います！！

　将来になって、人が仕事に人生をとられる時代があったのか、となるような社会にできればと・・・・
　◇◇日に、東芝△△△グループの説明会に参加させていただきます。
　がんばります！

　大変長くなってしまった上に、文章もまとまっておらず申し訳ないです。
　「雇用」 について強い関心があるのは実際に働いている方々だけでなく、学生もそうであるということをお伝えしたくメールさせていただきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２００７．４．２５）

　あとを絶たない原発の事故隠し

　連日のように報じられる原発の事故隠し…。
　志賀原発の臨界事故に端を発した発電設備の事故隠しは、電機事業連合会の調べで４月１０日現在、１０,６５３件にもなりました。
　この事件は絶対にメーカーへ波及してくると見ていましたが、案の定、日立と東芝へ波及しました。
　東芝では、１９７８年に社員が残したメモに 「核分裂で生じる中性子の計測器の針が７時間半にわたって振り切れていた」 との記載があったと報道されていましたが、東芝が公表したのは今年の４月６日です。
　あとを絶たない原発事故隠しの背景には、「原発は安全」 という 「神話」 を崩したくない電力会社やメーカーの体質、そして 「自由にモノが言えない職場」 になっていることがあるのではないだろうか。
　　　　　　　　　　　　　（５０代、男性…2007.4.14）

　職場は長時間過重労働が常態化しています！

　東芝で働いて２年近くになる請負社員です。 請負会社の求人票には 『土日祝日休日、時間外月平均１０時間』 と書いてあるのに、実際には毎日遅くまで残業して、土曜祝日も休日出勤を強要されています。
　現地出張の時には、２週間連続で深夜作業や徹夜作業をさせられました。 こんなふらふらな状態で安全第一というのですから、ひどいものです。 私の周りにはさらに過重労働を強いられている正社員の方も沢山います。
　こんな長時間過重労働が常態化している職場では体力的・精神的にも長続きしません。 最近は体が壊れる前に転職したいと、悩んでいます。
　『東芝の職場を明るくする会』 のみなさん、全社員の方が人間らしく働ける職場を目指して頑張ってください。
　　　　　　　　　　　　　　（４０代、男性…2007.2.18）

　東芝の雇用延長制度が６０歳からに改正される模様！

　京浜事業所では、労働組合の職場集会で、組合員から 「東芝の雇用延長制度は一番悪い」 との質問を受けて、説明者が 「雇用延長制度は６０歳からの適用で会社と基本合意しているが、詳細が決まっていないので発表出来ない」 と回答。
　小向工場では職場集会終了後、説明者が雇用延長を希望している人に同じ内容を耳打ちしたとのことです。
“詳細が決まっていないので発表出来ない” などと言わず、交渉内容と経過は組合員に早く知らせるべきと思います。
　東芝の雇用延長制度は実質的に５５歳定年制であり、職場の労働者からは大きな不満と怒りが出ていまるのです。
　一日も早く６０歳からの雇用延長にするべきです。

　　　　　（５０代・男性…2007.2.9）

　東芝府中・OBの遠山陽一さんが 新聞で紹介されました！
　“遠山の金さん” と呼ばれ親しまれている７０歳の俳優です。 「東芝の職場を明るくする会」の会員で共同要求者のひとりです。 多方面で活躍している姿が紹介されています。

「しんぶん赤旗」 2007年1月22日付

　「自己申告表」 の 「…が向上している」 などの上長コメントは “ほめ言葉にすぎない” ？！

　第二次の差別是正申し立てで神奈川県労働委員会の「是正命令」を不服として中央労働委員会に再審査を申し立てた会社（東芝）は、昨年末、その 「理由書」 を提出しました。 そのなかで、目を疑うようなことを主張しています。
　たとえば、「改善提案をしたことが査定上直接評価される要素ではない」 とか、「『自己申告表』 における上長のコメント、（たとえば）『…が向上している』 などは、いわゆる誉め言葉に過ぎず、各人の業績評価や能力評価に直結するものではない」 と断定しているのです。
　その一方で、「自己申告表」 の本人評価欄について、「自ら 『不十分』 にチェックしており、自らの能力不足を認めている」 と主張しています。
　これでは、社内で何十年も続けて実施している改善提案制度や自己申告制度は何のためのなのか？　会社にとっては都合よく利用し、従業員にとっては揚げ足が取られる制度に過ぎないことになるではありませんか？！
　　　　　　　　　　　　　　（５０代、男性…2007.1.10）