[職場だより] 2015年07月26日 粉飾決算3
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東芝の職場を明るくする会の見解
東芝の粉飾決算、会社幹部の経営姿勢の問題が
連日ニュースになっています。明るい会には以前
から西田氏、佐々木氏、田中氏の経営について
意見がよせられていました。
明るい会は、労働者の労働条件を守り・向上さ
せる、働きやすい職場をつくることを目的に活動
しています。
したがって、西田氏、佐々木氏、田中氏の経営に
ついての意見は、慎重に取り扱いました。特に注意
したのは、西田氏と佐々木氏の確執、権力争いが起
きていましたので、明るい会がホームページやビラ
などに記載した記事が、片方を利するようことに
なってはいけないからです。
2013年6月に社長が佐々木氏から田中氏に交代した
ときも、明るい会は原則的立場で報道しました。
引き続き明るい会は、労働者を守るために全力で
活動します。
東芝の職場を明るくする会 代表 石川要二郎
●補足
西田氏、佐々木氏、田中氏の経営と職場
「株主に利益を還元することを第一にする」と強く
打ち出し、目先の利益を上げることに目を向け、儲から
ない事業の切り捨て、リストラをするするという経営
方針を推し進めたのは西田氏でした。
佐々木氏が社長のときは、佐々木氏は短期、中期、
長期の経営ビジョンを示せず、会議では「ただ利益を
出せ」と怒鳴りつけるだけだと、カンパニー社の役員
やグループ会社の役員から、苦難の声が上がっていま
した。
社長が佐々木氏から田中氏に交代したとき、これで
東芝を正常に戻したいと期待の声も上がりました。
しかし改善は進まず、目先の利益を出せとの追及は、
グループ長(課長)にまで厳しく課せられました。
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