作家の大江健三郎さんら著名9氏が呼びかけた「さようなら原発集会」が 9月19日午後、東京・明治公園で開催されました。 参加者は公園内だけでなく周辺にも人があふれ、身動きできないほどでした。 主催者が「6万人が集まりました」と報告すると、どよめきが起きました。 東芝の職場を明るくする会もこの集会に参加しました。集会後のパレードにも 参加し、「東芝の職場を明るくする会」ののぼり旗を掲げて、明治公園→ 千駄ヶ谷→新宿駅南口→東京都庁横の公園まで歩きました。 東芝の職場を明るくする会のパレードが新宿駅南口にさしかかったときでした、 パレードを見ていた人たちの中から、30〜40代の女性4、5名が明るい会の のぼり旗に駆け寄ってきました。私たちのところにくるなり「あなた達は、 東芝のどういう人ですか」と質問を飛ばしてきました。「私たちは、原発はなく したいとの思いでパレードをしています。」と答えると、女性のみなさんが一斉に 「えっ、東芝にもそういう人がいるんですか。福島の原発を作ったの東芝では ないですか。私たちは東芝製品の不買運動をしようと相談しているところです。」 その場で女性のみなさんと、明るい会の人たちとの間で話し合いが行われました。 そして別れぎわに女性の方が「東芝のなかにも原発はいらないという人がいるなら、 不買運動は考え直します。」と言いました。 「さようなら原発集会」から2ヵ月が過ぎました。東芝製品の不買運動の ニュースはありません。明るい会の誠実な対応が、不買運動を思いとどまらせた のではないかと自負します。明るい会こそ真の愛社精神の持ち主です。 (写真1)プラカードを掲げ、「原発はいらない」と訴える9・19さようなら 原発集会の参加者たち (写真2、3)新宿駅南口付近をパレードする明るい会の人たちと、のぼり旗