パナソニックは2月4日、2009年度末 (2010年3月末) までに正社員を含め国内外で1万5000人規模の人員削減および配置転換を実施すると発表しました。
うち、半数は国内が占める見通しです。
08年度中に海外14カ所、国内13カ所の生産拠点を閉鎖する計画です。
同日発表した08年10〜12月期の連結決算によると、内部留保は約3.6兆円あり、その一部を活用するだけで、雇用を維持することができます。 一方、年間の1株当たりの配当金は前年度からは5円減配するものの30円を予定しています。
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また、09年3月期の連結業績見通しを発表しました。 それによると、本業のもうけである営業利益は600億円を見込みながら、最終損益は3,800億円の赤字を見込んでいます。
国内外の拠点統合や人員削減に伴うリストラ費用3,450億円など営業外で4,400億円の損失を見込んでいるためです。
雇用を維持する体力は十分ありながら、人減らし・リストラで今後の 「収益改善」 を図ろうとしています。
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