自動車メーカー・マツダ (本社広島県府中町) の防府工場 (山口県防府市) に派遣され雇い止めを通告されていた労働者5人は12月18日、派遣元の日総工産と団体交渉を行い、雇い止めを撤回させました。
全労連傘下のローカルユニオン宇部の組合員で、次の就業先の労働条件についても事前に労組と協議することで合意しました。
非正規切りが相次ぐなかで派遣労働者が組合に入ってたたかい、雇い止めを撤回させたのは初めてです。
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5人は、防府工場で車体にフロアマットやフレーム部品を取り付ける作業をしていましたが、12月31付で雇い止め通告を受けたため、労組に加入し、雇い止めの撤回を求めてきました。
マツダは派遣労働者1,400人を年内に削減すると発表し、派遣会社が雇い止めを通告していました。
今回の合意についてローカルユニオン宇部の白濱清志書記長は、「雇い止めを撤回させ雇用が守られたこと、次の就業先での労働条件について組合と事前協議することを認めさせたのは大きな成果です。
引き続きマツダに対して正社員化を求めるなど雇用と生活を守るよう運動していきたい」 と話しています。
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