トピックス 2008.12
大分キヤノン … 1,177人解雇計画!
東芝(大分)は380人!!
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大分キヤノン… 非正規バッサリ
生活困窮の不安 … 県内の8割近く占める
違法な偽装請負が国会で追及された大分キヤノン(大分県国東市) が今度は、派遣や請負労働者1,097人を解雇することが12月4日、大分労働局の調べで分かりました。
大分キヤノンマテリアル(同杵築市) も請負労働者80人を解雇します。 両社あわせて1,177人にのぼります。
トヨタ九州など製造業で大量「派遣切り」が強行されるなか、九州北部の雇用情勢の悪化にさらに拍車をかけるものです。
同局職業安定部の担当者によると、解雇は 「11月から来年1月にかけて行われる見込みだ」 としています。
先月末、厚生労働省が発表した 「派遣切り」 など今年10月から来年3月にかけた解雇・雇い止めに関する調査では、全国で3万人、大分県では1,557人が解雇されるとしました。
今回判明したキヤノン1,177人は、その1,557人の 「内訳」 (同局担当者) で、大分県内の8割近くを占めることになります。
大分キヤノンは違法な偽装請負で問題になった企業。 キヤノンは日本経団連の会長・御手洗冨士夫氏が会長を務めます。 御手洗氏自身が大分県出身で、「地域の活性化」 「雇用の増大」 を口実に巨額の補助金まで大分県に出させて工場進出したトップ大企業の社会的責任が厳しく問われます。
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「『非正規切り』 を許すな、派遣法の抜本改正を!」「労
働者の使い捨てを許すな!」 と唱和する集会参加者
=12月4日、東京・日比谷野外音楽堂
(注: この頁の記事と直接の関係はありません)
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また、東芝大分工場で350人、その請負関連会社で30人の労働者が解雇されることも分かりました。 (引用者注: 東芝・北九州で160人の解雇が続報されています)
労働局担当者は製造業を中心に県内500社に雇用維持を求めるとしていますが、法的な実効力はなく 「要請にとどまる」 としています。
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出典: 日本共産党発行の 「しんぶん 赤旗」 2008年12月5日付、 同党のホームページ
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日本IBM、正社員1,000人切り!
退職強要に労組加入相次ぐ!!
1,000人規模の正社員削減を進めている日本IBMで、JMIUアイビーエム支部は退職強要をやめよとたたかいをすすめています。 同支部には社員から相談が寄せられ、組合加入も相次いでいます。
12月3日には広く事態を知ってもらおうと記者会見をしました。
日本IBMは以前から、会社側が成績が悪いと認定した 「下位10%」 の社員を 「ボトムテン」
と呼び、退職を迫ってきました。 新たにわずか5%の減収を口実に、社員の15% (「ボトムフィフティーン」) を対象とするリストラを計画。 マニュアルを各部門に配布し、10月から一斉に退職強要を始めました。
「48時間以内に退職届けを出さなければ解雇する」と迫られ、退職を断った社員には 「業績不良による解雇」
をちらつかせ、退職強要をしています。 執拗(しつよう) に繰り返される面談に、体調を崩す人も続出。 対象は病気休職中や身体に障害を持った社員にも及んでいます。
JMIU支部には、「個室に呼びつけ、尋問のよう」 「ノイローゼになりかけている」 「このままでは夫が自殺するかもしれない」
など相談が殺到。 支部は、退職強要は不法行為であり、ただちにやめよと会社側に再三にわたって抗議。 裁判所への仮処分申請なども検討しています。
全労連、東京地評による支援行動も同社前で行われ、「日本IBMのやり方を許せば、他の企業にも広がりかねない」
と支援が広がっています。
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出典: 日本共産党発行の 「しんぶん 赤旗」 2008年12月5日付、 同党のホームページ
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