行動レポート

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 2006年12月1日(金)18:30〜 東芝争議支援共闘会議 第2回総会 を開催
               (川崎駅西口・ラゾーナ川崎プラザソルにて)
                
ご参加のお願い(地図入り) → こちら (PDF:159KB)



総会では東芝の各工場・事業所の現役労働者と退職者が生々しい体験を怒りを込めて告発しました

 東芝による労働組合活動や思想信条を理由とした差別の是正を求めている東芝争議支援共闘会議の第2回総会では、170名近い参加者により、神奈川県労働委員会による東芝への差別是正命令を力に、争議の早期全面一括解決の実現にむけ決意を固め合いました。

 10月25日に出された県労委命令は、2003年の第二次申し立て(申立人9人) にたいし、東芝の労組への支配・介入や組合活動を理由とした処遇差別の事実を認定し、差別是正と組合活動の自由の保障を命じています。 第一次申し立て(同10人) の県労委命令(2001年)、中央労働委員会命令(2004年) に続いての労働者側勝利の命令です。

 総会では、東芝の各工場・事業所の現役労働者と退職者が、「無遅刻、無欠勤で高い技術をもっていても平社員のまま定年を迎えた」、「不当に低い賃金が年金額にも影響し、死ぬまで差別される」 など、生々しい体験を怒りを込めて告発しました。 また、1960年代自ら東芝での臨時工裁判・解雇撤回と臨時工制度撤廃をかかげてたたかった前田多津子さん(OG) は、「職場からすべての差別を一掃するために多くの人といっしょに大きな運動にしていきたい」 と決意を述べました。

 弁護団を構成する各弁護士は、9人の申立人のうち請求を却下された2人について中労委での救済を勝ち取る決意を表明しました。

 来賓として参加された全労連の宮垣忠事務局次長、日本共産党の はたの君枝前参議院議員、ちくま幸一川崎市議、中島文雄横浜市議が、あいさつし激励してくれました。

 その後、経過報告、会計報告、当面の活動方針、新しい役員を全員一致で選出・承認しました。

 そして、「東芝の職場を明るくする会」 の石川要二郎会長が、「一刻も早く働きがいのある職場をつくろう」 と呼びかけました。

 ところで、会場の東芝堀川町工場跡地に出来た商業施設 「ラゾーナ川崎」 のおおもとのオーナーは、東芝不動産と三井不動産であるため、案内に立った東芝労働者のゼッケンやノボリにまで管理会社の社員が難癖をつけていました。 参加者は 「東芝って実にセコイ会社だね!」 とあきれていました。


経過報告、会計報告、活動方針、新役員を選出・確認して “がんばろう!” を唱和する参加者

                     ご参加のみなさん、ありがとうございました!!



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