[投稿]  2014年02月24日   給与実態
労働者の給与19ヶ月減

 厚生労働省が2月18日に発表した2013年12月の 毎月勤労統計調査によると、基本給と残業代を 合わせた給与は、以下のようになりました。

  260,739 円(前年同月比0.2%減)

給与が前年同月を下回るのは2012年6月から19ヶ月 続いています。
 また2013年度の、基本給と残業代を合わせた給与 の月額平均は、以下のようになりました。

  260,353 円(前年比0.5%減)

正社員46万人減

 総務省が2月18日に発表した2013年平均の労働力 調査詳細集計によると、正規雇用労働者が急減し、 非正規雇用労働者が急増していることがわかりました。

 正規雇用労働者  3,294 万人(前年比46万人減)
 非正規雇用労働者 1,906 万人(前年比93万人増)

 アベノミクスの1年は、大企業は利益を上げましたが、 労働者は正規雇用から非正規雇用に置き換えられ、賃金 も下落した1年でした。
 安倍首相は施政方針演説で「企業の収益を、雇用の 拡大や所得の上昇につなげる。それが、消費の増加を 通じて、さらなる景気回復につながる」と言いましたが、 実態はそうなっていません。

 労働者と国民が力を合わせ、春闘などの闘いで 賃上げと安定雇用を実現して、景気回復を図るしかあり ません。

(東芝の職場を明るくする会編集)

東芝の職場を明るくする会
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