労働組合委員長から市議会議員に
来年4月の青梅市議会議員選挙に、現職で元労働組合
委員長が再選をめざして立候補するのでは、との話を
職場の労働者がしていました。
「また立候補するらしいよ。」
「だけど青梅工場ではパソコンもハードディスク(HDD)
も製造しなくなったので(海外に生産移管)、下請けが
なくなって、票が集められるか。」
「聞いたところによると青梅市に住んでいる、東芝、
東芝グループ・関連会社の社員とその家族の票で、当選
できると言っていたよ。」
「へえ、そうなの。」
【解説】
東芝青梅事業所・青梅工場(東京都青梅市)では、
歴代の労働組合委員長が、市議会議員選挙に立候補し、
市議会議員になってきました。
選挙活動は、会社主導で行われます。下請け会社
への票の依頼・名簿の提出要請などは、仕事の発注
元という経済的に強い立場を利用したものでした。
労働組合委員長を務めれば市議会議員になれるので、
論功行賞だねと話す人もいます。
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