激化するメーカ間競争
携帯電話の端末機もスマートフォン型の割合が
増えたのと、メーカ間の競争がさらに激化してい
ます。韓国や台湾メーカがシュアを伸ばしています。
東芝は携帯電話事業から撤退し、富士通に譲渡しま
した(2010年10月)。そのときたくさんの労働者が
東芝から富士通に転籍しました。
好調だった富士通の携帯電話事業も、この1年は
赤字となりました。そのため現在リストラが進めら
れています。一人ひとりの労働者と面談が行われて
いて、配転の希望先が聞かれています。
東芝から転籍した労働者は「メーカ間の競争が
厳しいのは、昔から肌で感じている。富士通もこう
なるとは思わなかった。」と話していました。
日本の電機産業のありかたについて、明るい会では
シンポジュウムを開いたりして、研究・検討を行って
います。
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