[職場だより]  2013年12月09日   脱原発
脱原発は世界的な流れ 自然エネルギーへ移行進む

ドイツ

 2022年までに原発の稼働完全停止を決定。 国内総発電量に占める再生可能エネルギーに よる発電割合
 ・2010年16.4%
 ・2011年20.3%
 ・2012年22.0%
 ・2020年35.0% (計画)  再生可能エネルギー関連の雇用者数も年々 増加し、2013年には38万2千人になりました。

イタリア

 1987年に国民投票で原発廃止を決定し、当時 稼働していた4基の原発を順次停止し、20年がた ちました。
 2011年6月、原発再開の是非を問う国民投票 が実施されましたが、原発再開反対票は95%に 達し、脱原発は国民の総意になっています。

リトアニア

 2009年、同国唯一のイグナリナ原発を閉鎖。 またビサギナス原発建設計画を進めてきました が、2012年10月に行った国民投票で反対が63% になり、計画を凍結しました。

米国

 この1年間で3基の原発の廃炉を決めました。
 ・クリスタルリバー原発(フロリダ州)
 ・キウォーニー原発(ウィスコンシン州)
 ・オイスタークリーク原発(ニュージャージ州)
 老朽化した原発の補修に巨額の費用がかかり、 天然ガスなどの発電と比べて、コスト競争力が下 がり、採算が取れないという理由からです。閉鎖 は今後さらに増えるとみられます。
 総発電量に占める原発の割合(↓低下)
 ・2011年19%
 ・2040年17%
 天然ガスによる発電の割合(↑増加)
 ・2011年25%
 ・2040年30%

(東芝の職場を明るくする会編集)
東芝の職場を明るくする会 2013年
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