[職場だより]  2013年09月15日   顧客満足度
顧客満足度の向上で雇用も守る

 明るい会の会員が、恩師の古希を祝うパーティーに出席 したら、知人から「東芝のパソコンの修理に時間がかかる」 と声をかけられました。話を聞いたら、その友人は東芝の パソコンを愛用しているとのこと、今回パソコンの修理を 依頼したら2週間かかったとのことで、もっと短期間で修理 できないかとのことでした。

 この明るい会の会員は、東芝の携帯電話事業の部門で 働いていたので、すぐにピンときたそうです。携帯電話の 修理に時間がかかり、au(KDDI)から「もっと速く修理を してくれ。東芝は他社と比べて修理に時間がかり過ぎる。」 と再三お叱りを受けていた経験があるからです。

東芝の経営方針は「顧客満足度の向上」です。

 7月23日、東芝は、パソコン、テレビ事業部門で働いて いる 400人の社員を削減し、他の事業部門に配転すると発表 しました。これらの社員はパソコンの知識を持つ専門技術者 です。このノウハウをパソコン修理に活用したらいかがかと 思います。修理部門の人員を増やし、パソコンの修理期間の 短縮を図り、顧客満足度を向上させます。同時に仕事(職場) が確保でき、雇用が守れます。

 このような施策は、担当部門まかせにするのではなく、 社長や取締役会がリーダーシップを取らないと進みません。 東芝は組織が大きい会社だからです。

東芝の職場を明るくする会 2013年
連絡先  メール akaruku-tsb@kki.ne.jp