Newsweek誌 2008.2.13号に、「企業の社会的責任(CSR) 世界350社ランキング」 が発表されました。 これはスイスのSRI(社会的責任投資)
調査会社の先進国23ヵ国をカバーする 1,900社のCSRデータベースをもとにした評価です。
日本の電機メーカーを抜粋すると、下の表の通りです。
2008年CSRランキング (日本の電機メーカーを抜粋) |
東芝は、昨年の5位から106位に急落し、とくに 「従業員」 の項目が異常に低い評価です。
「従業員」 の項には、「団体交渉権の保障、差別の禁止」 などが評価項目に入っています。
つまり、東芝は労組法を無視して差別是正命令を守らず、差別争議の解決を引き延ばしてきたこと、過労うつ病労災の女性技術者を解雇するなど、労使紛争が起きているため
「従業員を大切にしない会社」 と評価され、ランクの低下につながったものとみられます。
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