行動レポート    2006.11

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2006年11月22 偽装請負根絶へ要請! 東芝の実態を指摘!!
      
−「東芝の職場を明るくする会」 と 共産党ブロック事務所が、神奈川労働局に−


 東芝で起きている「偽装請負」の問題で、「東芝の職場を明るくする会」 と日本共産党南関東プロック事務所は11月22日、神奈川労働局を訪ね、偽装請負の実態を伝え、根絶に向けた対応の強化を申し入れました。

 「明るくする会」 からは海老根弘光副会長、今井節生事務局長、日本共産党からは南関東ブロック事務所の大森猛所長(元衆院議員)、はたの君枝参院神奈川選挙区候補(前参院議員) が出席し、神奈川労働局職業安定部需給調整事業課の内田実課長が応対しました。

 今井氏は、本社の課長を兼務のまま請負会社に嘱託として 「出向」 させ、指揮命令させている実態をとりあげ、「これは 『偽装請負』 隠しであり、(出向として許される)人事交流ではない」 と指摘しました。

 大森氏は党の申し入れで 「違法な労働者供給業かどうかは実態に基づいて判断し、100%子会社への出向だからというだけで適法にはならない」 とした厚生労働省の見解を紹介し、個々の労働者の実態をよく調査し、「違法な行為」 として、きびしく指導するよう要請しました。

 また、雇用延長の受け皿となっている子会社が、業務請負の形をとって偽装請負を行っている問題をとりあげ、「直接雇用するか、派遣となれば3年後には正社員への申し入れが必要になる矛盾がある」 と指摘、調査し、是正するように要請しました。

 内田課長は 「東芝へは引き続き、子会社も含め調査・指導を行っていく」 とのべました。


要請を報道した11月23日付 「しんぶん 赤旗」 の記事


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