[職場だより] 2026年08月25日 データーセンターの建設ラッシュ
        −日本政府に建設ガイドラインの作成を求める−

 データーセンター(DC)は、インターネットを通して、データや情報などを提供する企業側の コンピューター(サーバーと呼びます)を設置・運用する建物です。

 メールの送受信・ホームページの閲覧・オンラインショッピング・ゲーム・SNSなど、 多岐にわたるサービスにサーバーが用いられています。

 サーバーは大量のCPU(パソコンの頭脳半導体)、メモリ、HDD(ハードディスク) などで構成されます。

 データーセンター(DC)は、現在の生活に必要な社会インフラで、各地で建設が相次いでいます。 しかし近隣住民との間で、建設反対などのトラブルが起きています。
トラブルの原因は、以下のような内容です。

@ DCは大量の電力を使用するため、それにともなう排熱が発生します。東京日野市の日野自動車跡地に 建設予定のDCが、1年間に使用する電力量は170万8200メガW時で、19万人が住む日野市が1年間に使用する 電力量の2倍以上になります。排熱はDC周辺の気温を上昇させます。

A DCはとても大きな建物で、高さだけでも約30〜80mになります。そのため周辺住民は圧迫感や 日影の影響を受けます。

B DCのサーバーが稼働すると、騒音や低周波音の発生が想定されます。人体への影響がないか心配されます。

C DCは24時間稼働を続けなければならないので、停電が起きたら自家発電機を運転して、電力を供給します。 発電機の燃料は重油を使用します。運転時の排煙、保管重油の漏えい・火災などへの安全対策が必要です。

●日本政府には、住民とのトラブル回避のため、急ぎDCの建設ガイドラインの作成が求められます。

東京都内で問題になっているデーターセンター建設計画
   所在地           建物高さm  年間使用電力量 メガW時
@ 昭島市    ゴルフ場     35       414
A 日野市日野台 日野自動車跡地  63.5      170
B 日野市日野  電機工場跡地   29        50
C 小平市    パン工場跡地   25        53
D 江東区塩浜  資材センター   31      非公表
E 江東区千石  駐車場      51.4       35


●サーバーに使用される、半導体メモリのNAND型フラッシュメモリは、キオクシア社が製造、 HDD(ハードディスク)は、東芝デバイス&ストレージ社が製造しています。

 NAND型フラッシュメモリの主要メーカ
  1位 サムスン電子(韓国)
  2位 キオクシア社(日本)
  3位 ウェスタン・デジタル(米国)
  4位 マイクロテクノロジー(米国)
  5位 SKハイニックス(韓国)

 HDD(ハードディスク)の主要メーカ 3社で独占
  1位 シーゲイト・テクノロジー(米国)
  2位 ウェスタン・デジタル(米国)
  3位 東芝(日本)


東芝の職場を明るくする会
連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp