[職場だより] 2024年10月25日 従業員を傷つけ不安を広げる
        −4千人リストラマニュアルは破棄せよ−

 50代の従業員を4千人リストラする早期退職強要の面談が、7月から10月まで東芝と 東芝グループ会社、全社で行われました。

 会社側の面談者は、リストラマニュアルに基づいて、一様に次のように述べました。 @' あなたにやってもらう仕事はない。A' 早期退職に応じなければ、遠隔地の交代勤務職場に配転させる。

 面談は何回も執拗に行われ、面談を受けた従業員は、「あなたにやってもらう仕事はない」 と言われたとき、今のいままで忙しく働いているのに、驚きとショックで、言葉が出なかったそうです。

 また「早期退職に応じなければ、遠隔地の交代勤務職場に配転させる」との話に、 職場で不安が広がっています。なぜなら東芝エネルギーシステムズ社(ESS社)が、 2019年3月31日に 427人もの従業員を、早期退職の名目で 解雇したとき、 早期退職に応じなかった従業員を、見せしめとして「業務センター(追い出し部屋)」に配転して、 他社の倉庫に出向させ、部品の運搬などをさせた前例があるからです。

 東芝は、従業員を傷つけ不安を広げる4千人リストラマニュアルを、ただちに破棄して、 破棄したことを公表してください。
従業員が不安なく生き生きと働き、その活力で東芝の再生を図り、 どの事業でも利益を上げる経営を目指しましょう。

東芝の職場を明るくする会
連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp