[職場だより] 2024年07月25日 安易に人員削減のリストラをするな
        −転籍させられた従業員からエール届く−

 5月16日に発表された、東芝4千人のリストラの話を聞いたというDynabook社の従業員Aさんから、 東芝の職場を明るくする会に連絡がありました。

*Dynabook社…元は東芝のパソコン事業部で、2015年4月の粉飾決算発覚後、東芝再建のためにとシャープに売却(2018年10月)された。


Aさんの話の概要

・4千人の人員削減のを聞いて驚いた。私は東芝から(自分の責任ではないのに)切り離されてしまったが、 いまだに東芝の人間という思いが強く、東芝の先々を心配している。 東芝にはあこがれて入社したし、誇りを持って働いてきた。東芝はこの先もずっと存在し続けてほしい。

・東芝は従業員をどんどん減らして来たが、これではジリ貧になってしまう。

・会社は、従業員に対して、どの事業が儲かるのか、儲からないのか、何が問題なのかなどを、 もっとオープンに知らせて、従業員との一体感、連携をとって、奮起を促していくべきと思うが。

・従業員の皆さんも、(退職勧奨を受けても)東芝再建のために一生懸命働きますと、ハッキリ言って、頑張ってほしい。

最後にAさんは「私も東芝マンで終えたかった」と述べました。


 4千人のリストラは、7月から役職者、8月から一般従業員に対して、退職勧奨の面談が始まります。 早期退職日は11月末の計画です。

東芝の職場を明るくする会
連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp