[職場だより] 2024年05月13日 従業員をリストラする経営計画は見直せ
        −粉飾決算発覚から9万2千人も削減−

 東芝は2015年4月に粉飾決算が発覚し、2016年12月にはウェスチングハウス社の7,000億円の巨額損失も明らかになりました。 東芝は経営危機になり、倒産の一歩手前といわれ、会社再建のためとメモリ事業も、家電事業も、医療機器事業も売り払い、 毎年従業員の首切り、リストラを行いました。
2015年4月から2023年3月までの8年間に、92,093人もの人員削減を行いました。

東芝の従業員数(連結) (有価証券報告書から)
 2010年3月31日 203,889人
 2011年3月31日 202,638人
 2012年3月31日 209,784人
 2013年3月31日 206,087人
 2014年3月31日 200,260人
 2015年3月31日 198,741人
              2015年4月
              粉飾決算が明るみに
 2016年3月31日 187,809人
 2017年3月31日 153,492人
 2018年3月31日 141,256人
              2018年11月
              東芝Nextプランで
              人員削減のリストラ発表
 2019年3月31日 128,697人
 2020年3月31日 125,648人
              2020年11月
              東芝Nextプラン進捗報告で
              人員の追加削減発表
 2021年3月31日 117,300人
 2022年3月31日 116,224人
 2023年3月31日 106,648人

●4月17日の、東芝が4,000人をリストラして削減する中期経営計画を進めているとの報道について、 従業員から「いつまでリストラを続けるのか、止めてください」と、強い声があがっています。

東芝の職場を明るくする会
連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp