[職場だより] 2024年04月20日 従業員は会社の財産です
−成長する強い東芝を造る源泉です−
|
4月17日、東芝は全従業員の6%にあたる4,000人をリストラして削減する、中期経営計画を進めているとの報道がありました。
この10年間、東芝は株主への配当金などを増やすため、目先の利益を上げる事業ばかりに目を向け、儲からない事業の切り捨てや、
人件費を削減するため従業員の首切り・リストラ、賃金制度の改悪を推し進めました。
2018年4月から2023年3月までの5年間に34,608人の従業員が削減されました。人員削減で、従業員は長時間の過密労働をよぎなくされ、
2019年11月6日には、30歳の若い技術者が、自ら命を絶つ事件も起きました。毎日深夜まで、月100時間にもおよぶ残業を強いられ、
うつ病を発症し自殺したのです。結婚を数か月後に控えていた、悲しい出来事です。
・従業員はコストではなく、会社の一番大切な財産です。
・勤続年数の長い従業員ほど、さまざまなノウハウを身に付けていて、会社の競争力の源泉になります。
・成長する強い東芝を造るために、従業員の誰一人欠けてもいけません。
・人件費と人員の削減を優先するような中期経営計画では、東芝の未来はありません。
報道によると、会社は、東芝労働組合に「人員削減リストラの了解を取り付ける」とのことです。東芝労働組合は、
全従業員の雇用を守る立場で、首切り・リストラに同意せずに、闘いをお願いします。
|
|
|