[職場だより] 2023年11月18日 2024年春闘(賃上げ)討論始まる
−労組の本気度がためされる−
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11月15日、政府と経済界、労働界の3者による「政労使会議」が開かれました。政府から、来年の春闘に向けて、
ことしを上回る水準の賃上げが実現するよう、協力要請が出されました。
出席者
・政府 …岸田総理大臣、関係閣僚
・経済界…日本経済団体連合会 (経団連) 十倉会長
・労働界…日本労働組合総連合会 (連合) 芳野会長
私たちの実質賃金は、この30年上がっていません。賃金が上がらない理由の一つに、労働組合の賃上げ要求と、
その活動が弱まったことが挙げられています。
電機連合や東芝労組が、賃上げに全力で取り組むことが求められています。
労働組合が本気になれば、こんなことができます。
(事例の紹介)
今年の8月31日に、そごう・西武労働組合は、株式売却後も雇用の継続を求めて、西武池袋デパートでストライキを
実施しました。デパート全館が営業を取り止めましたが、市民のみなさんは、ストライキを好意的に評価していました。
全米自動車労組(UAW)は10月30日、6週間に及んだストライキを終結し、米三大自動車企業(ゼネラルモーターズ、
フォード、ステランティス(旧クライスラー))と、4年半で25%賃金を引き上げることで合意しました。
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