[職場だより] 2023年10月01日 元東芝グループ会社でリストラ首切り続く
−従業員を犠牲する経営は止めてください−
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キオクシア社 (元東芝メモリ社) は、メモリー市場の世界的不況が原因で業績が悪化しているため (2023年4〜6月期は、
純損益が1031億円の赤字)、早期退職(解雇)を募集して、人件費の削減を行います。56歳以上の従業員が募集の対象です。
東芝キヤリア社 (2022年8月米国キヤリア社に売却済) が、8月21日〜8月31日にかけて45歳以上の従業員を対象に、
200人の早期退職を募集し、リストラが行われたばかりです。
従業員から「この10年、経営の立て直しと言って、リストラ首切りが、何回も行われてきた。これからも続くのか」
と不安の声が出ました。
ベテランの従業員が「メモリー市場は、昔から需要に波がある。良い時はすごく儲かるし、悪い時は赤字になる。」
「以前、東芝はいろいろな事業をしていたから、メモリー事業の大きな黒字に、他の事業が何度も助けられた。
メモリー事業が赤字のときは、他の事業の利益で支え合いながら、東芝を成長させてきた。今は事業を切り売りしてしまった結果、
支え合うことができなくなっている」と、ため息交じりに話しました。
優れた豊富な人材(従業員)は、会社にとって一番たいせつな宝です。従業員を大事にしながら東芝の成長を図る
経営を求めます。従業員を犠牲にする経営は問題です。
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