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[職場だより] 2023年02月10日 リストラやパワハラなどお困りごとは
−一人で悩まず明るくする会にご相談ください−
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東芝の職場を明るくする会に、従業員の皆さんから「会社から早期退職を強要されて困っている」とか、
「上司からパワハラを受けている。どうしたらよいか」などの相談が、たくさん寄せられてきました。
明るくする会は、一つひとつの相談に丁寧に対応し、相談者の思いを尊重して、相談者が納得できる方法で、
一緒に解決を図りました。相談内容によっては弁護士も一緒になって対応しました。また、相談者、相談内容が
外部には漏れないように保護し、相談者が安心できるようにしています。
これまでに相談者、相談内容の9割が解決し、雇用継続やパワハラを止めることができました。
●早期退職強要に負けないで、雇用を守った実例
2019年3月には、東芝本社部門で339名、東芝エネルギーシステムズ社で427名、東芝デジタルソリューションズ社
で57名、2019年9月には、東芝デバイス&ストレージ社で414名の早期退職の名による解雇が行われ、リストラが吹き荒れました。
会社が一方的に解雇する従業員を決めて、呼び出し、威圧的に(パワハラで)退職を強要する方法で行いました。
このとき明るくする会に、一度に15名の従業員から「東芝で働き続けたい、辞めたくない、どうしたらよいか」
と相談がありました。
明るくする会は相談者の話をよく聞き、会社が言っている退職の理由「あなたの能力、および今の仕事から見て、
会社の厳しい状況を考えると、今の職場で仕事を続けてもらうことはできない。」「あなたの仕事はない、席はない。」は、
退職コンサルタント会社などが作成している「退職勧奨マニュアル」によるもので、リストラ対象者に「厳しい現実」
を突きつけ、自主退職へと導くようにするテクニックであることを明かしました。
相談者のうち数名の方が弁護士さんに合われたり、神奈川県の労働局に相談に行かれました。
他の方は明るくする会との話し合いながら、会社の呼び出し、退職強要に対応しました。
同時に明るくする会は、東芝本社に出向き、文書で「早期退職強要面談の中止と人員削減計画の見直し」の
申し入れを行ったり、事業所の門前などで「人減らしリストラをやめ、優秀な人材を再生可能エネルギー事業や
社会インフラ事業に投資し、東芝の再生を図る経営に転換せよ」と訴えて宣伝し、従業員の雇用と労働条件を
守る活動をしました。
その結果、15名全員が雇用継続を勝ち取りました(2名は出向)。その後の職場でのようすについてたずねたところ、
早期退職を断ったことについて、同僚にも上司にも言われることもないし、差別もないとのことです。
仕事は以前より忙しいとのことです。
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