[職場だより] 2022年12月06日 あいつぐ物価の値上り
        −生活を守る賃上げを−

 食料品の値上がりが10月には6699品目、11月も833品目と、記録的な値上げラッシュが続いています。 今後の値上げ予定を含めると、22年度中に2万743品目にのぼる予定です。

 11月8日に厚生労働省が発表した毎月勤労統計では、実質賃金は前年比1.3%低下し、6ヵ月連続の減少になりました。 この10年間で実質賃金は年平均27万円も減りました。

 職場で「街の自動販売機の缶コーヒーが10円値上がりした」と、話題になりました。 50代のAさんは「家のローンが65才まであるので、仕事はやめられない」と言いました。
Bさんは「長男が私立の大学に行っているので、学費がかかる」となげいています。

 来年の春闘に向けた要求討論が始まります。歴史的な物価高騰を上回る大幅賃上げの実現で、 長期の賃金停滞を転換して、生活を改善させることが必要です。

東芝の業績は堅調
 この数年間、東芝の収益はプラスが続いています。賃上げには十分応えられます。

●21年度決算 (2021年4月1日〜2022年3月31日)
 ・売上高        3兆3,370億円
 ・営業利益        1,589億円
 ・営業利益率(ROS)      4.8%
 ・減価償却除く利益    2,441億円
 ・当期純利益       1,947億円
 ・1株当たりの純利益     442円
 ・1株当たりの配当金     290円
 ・フリー キャッシュ フロー      1,247億円

●22上期決算 (2022年4月1日〜2022年9月30日)
 ・売上高        1兆5,952億円
 ・営業利益         27億円
 ・営業利益率(ROS)      0.2%
 ・減価償却除く利益     588億円
 ・当期純利益       1,007億円
 ・1株当たりの純利益     233円
 ・フリー キャッシュ フロー       758億円

東芝の職場を明るくする会
連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp