[職場だより] 2022年03月12日 人材と技術を守って会社の再生へ
−東芝、2つの会社に分割B−
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2021年11月12日、東芝が会社を分割すると発表してから、東芝の職場を明るくする会は、東芝グループの各会社、
各職場の従業員の皆さんから、分割をどう思うか、どのような会社になってほしいのか、経営陣に何を望んでいるのか、
などの意見を聞いてきました。それらの意見をまとめて、4回に分けてお伝えします。
●従業員と技術をたいせつに守って会社の再生を図ってください。
東芝の再生と成長には、人材と技術がカギになります。目先の利益を上げる事業ばかり目を向け、
儲からない事業の切り捨て、工場閉鎖、人減らしでは、会社はジリ損になって長続きしません。
将来どの事業・製品で、イノベーションが生まれるかは分からないのです。利益の少ない事業を
どんどん切り捨てて行くと、イノベーションを生む土壌を狭め失います。
従業員の意見をよく汲み上げ、どの事業にも充分目をかける経営をお願いします。それが会社の
持続的成長、ひいては株主や多くの従業員の利益に応える道です。会社は従業員の雇用と生活を守る
責任があります。
また、投資ファンドの皆さんに、東芝の再生・成長の展望をていねいに説明し、理解と支援をいただく
話し合いを、粘り強く続けてください。短期的利益要求の圧力に流されず、豊富な人材を新しい事業に振りむけ、
東芝の再生と成長の道を進むことを心からお願います。
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