[職場だより] 2021年10月13日 虎の威を借る狐
        −職場のパワハラをなくすためにA−

【明るくする会に寄せられた相談2】
 相談者は40代のBさん(男性)です。Bさんは派遣社員で、東芝の設計の職場で働いています。Bさんは、 設計業務を難無くこなし、皆に認められた(評価された)人です。2年前の移動で設計チームが変わりました。 新チームは10名ほどで、Bさんの他にもう1人派遣社員がいて、あとは東芝の正社員です。

 Bさんの上司になったのは東芝の正社員のTさんで、役職は主務です。年齢はBさんより年下です。 Tさんは再三再四に「私はプロパーだ。」と言い、私は頭が良くて貴方より格上の人間だという態度で、 派遣社員のBさんを(理由なく)見下すのです。
さらに
・仕事のスケジュールも知らないのか。
・設計の仕様が違う。
・そんなことも知らないのか。できないのか。
などと声を荒げることがひんぱんに続くようになりました。

 実際はTさんが、Bさんはプロパーでないからと差別して、スケジュールや仕様を伝えてないのです。 それなのに「なぜ知らない。なぜ出来ない。」と怒ったり、怒鳴ったりは、陰湿ないじめ、パワハラです。

●Bさんと明るくする会は対応を相談しました。そしてBさんは、会社の力も借りてTさんの居ない職場に移ることができました。

●Bさんと同じような相談は、Cさん(20代の女性)派遣社員、Dさん(40代の女性)東芝正社員、他からも寄せられています。


◆派遣社員を見下したり、差別したりするのは、ほんの一握りの人です。力のない人ほど虚勢を張るものです。 東芝社員は謙虚を規範として、人権を守る職場を作って行きましょう。

東芝の職場を明るくする会
連絡先 メール akaruku-tsb@kki.ne.jp