[職場だより] 2021年07月21日 一時金が前年比で大幅減額になりました
−人事処遇制度の改定は賃金抑制だった−
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7月2日に夏の一時金が支給されました。従業員のFさんから「思った以上の大幅減額で、(家計が)困っている。」
との相談がありました。
Fさんの話によると、今年の4月に「役割等級がS1からS2に1等級下げられました。その部分だけでも
前年比 217,000円のマイナスになります。さらに会社(上司)の説明によると、役割等級がS1からS2になったので、
個人加算(個人の評価)分も下がりましたとのことです。また業績加算(全社業績+部門業績)も下がっていて、
トータルで大幅な減額になりました。
Fさんの技術的知識、能力は非常に高く、それは職場の仲間も上司の課長も、全員が認めていることです。
Fさんは職場の中心となって仕事をし、毎日の仕事の差配もFさんが行っています。Fさんの業務は、
むしろ昨年より責任が重くなっています。
1年前の2020年4月に、人事処遇制度(賃金制度)が改定されました。そのときの会社の説明は「従業員の行動と成果に、
正しく報いる仕組みへ見直しをする」と言っていました。また、能力ある従業員はいつまでも課長や主務で仕事をする
ことができるよう、役職定年制も廃止するとのことでした。しかし実際は、Fさんは主務から平社員に降格されました。
それでもFさんは、仕事は変わりないのだから、一時金も昨年並みかなと思っていたそうです。
そしたら想像を超える大幅な減額に、激しいショック受けたとのことです。
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