[職場だより] 2021年07月10日 首切り目的の業務センター『追い出し部屋』を廃止する
−株主総会で社長と人事総務担当常務が回答−
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東芝は前社長の車谷氏(4月14日辞任)が強引に推し進めたリストラ、首切りで、「東芝で働き続けたい」と懇願し、
早期退職に応じなかった従業員にたいし、東芝エネルギーシステムズ社では、2019年4月に(業務センター)という部署をつくり、
そこに配転し倉庫でのラベル貼りなど、見せしめ的な作業をさせていました。精神的に追い詰めて退職させるのがねらいです。
世間で言われている『追い出し部屋』にあたります。
従業員から(業務センター)をなくせという声や、社外から「東芝がこんなことをするとは信じられない」「労務管理の劣化」
などと批判が、たくさん出ていました。
6月25日の株主総会で、車谷社長と三原常務が(業務センター)を廃止すると、回答しました。
綱川社長:
人材は会社の運営上の要です。士気を上げ優秀な人材をキープして、モチベーションの高い組織にしていきたいと思います。
三原常務(人事総務担当):
6月末をもって(業務センター)を廃止します。きちんとした職場へ配属し直します。
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(業務センター)に配転させられたIT技術者のAさん(52才)は、「業務センター(追い出し部屋)」への配転は、違法・無効であり、
一刻も早くキャリアが生かせる業務に 戻してほしいと、2020年3月9日横浜地方裁判所に配転無効の訴えを起こしています。
違法行為を推進した前社長の車谷氏は辞任していますし、(業務センター)も廃止するので、Aさんが起こしている配転無効の訴えも、
ここで解決するのが良いタイミングと思います。会社の決断が期待されます。
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