[職場だより] 2021年06月29日 人員削減の退職強要を止め、過重労働をなくせ
−株主総会で従業員をたいせつにするよう訴える@−
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2021年6月25日の、東芝第182期定時株主総会に出席した、Aさんから話を聞きました。
Aさんは、会社が良い製品を造り、売って儲けるには、従業員の働きが元になるので、その従業員の健康や人権を守り、
たいせつにしてほしいと訴えたくて、株主総会に臨んだとのことです。
Aさんは、次の3点で意見を述べる予定でした。
●1つ目は、
東芝エネルギーシステムズ社では、2019年1月から3月にかけて、人減らしリストラの早期退職勧奨面談を行いました。
東芝て働き続けたいと早期退職に応じなかった従業員を、2019年4月に(業務センター)に配転しました。
(業務センター)へ配転されると、パソコンの使用は禁止され、社内のインターネットや職場の親睦会など、
あらゆるつながりを断ち切られます。
そして(業務センター)から派遣会社などへの出向や転勤を命じました。出向先で「製造実習・応援」作業に従事して、
マッチングする仕事を見つけなさいと、会社は言っていましたが、ある従業員は、川崎港の埠頭にある山九物流センターの
倉庫に派遣され、化粧品会社の輸入化粧品の仕訳け、箱詰め、日本語ラベルへの張り替え作業などをさせられました。
東芝の製造部門で若いころから、さまざまな技能を積み重ねてきた、熟練した従業員にとって、どうみても「製造実習」の
仕事とはいえません。これまで培ってきたキャリアとは無縁の仕事を強要した、みせしめです。(業務センター)に配転し、
精神的に追い詰めて退職させるのがねらいです。このようなことは直ちに止めてください。
《続く》
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