[職場だより] 2021年06月20日 東芝はどうなるのですか、会社が無くなってしまうのですか。
−従業員の心配する声を聴きました−
|
連日マスコミが、
@東芝の昨年(2020年7月)の株主総会が、公正に運営されていなかった。
Aそれなのに東芝の監査委員会は「社内調査を行ったが、疑いは認められなかった」と、今年2月に結論づけていた。
この2つの問題について報道しています。
6月12日(土)に従業員のSさんから「東芝はどうなってしまうのですか」と心配する声が、東芝の職場を明るくする会
にありました。13日(日)にかけて同じように「東芝が無くなってしまうのですか」と、やはり心配する声がいくつか届きました。
明るくする会は14日から府中事業所、小向事業所、京浜事業所、川崎本社の従業員の皆さんから、意見を聴きました。
誰もが言われたのは「不正はよくない」という意見です。なかには「東芝は、経済産業省に総会屋をしてもらった」
との意見もありました。
解決策は、“モノ言う株主・投資ファンド”と正面から話し合うしかないというのが、従業員の皆さんの意見です。
(正論で行く、王道で行くという言葉もありました。)
東芝の再生・成長の展望をていねいに説明し、 理解と支援をいただくしかない。それが嫌なら保有する東芝株を売って、
引き揚げてほしいということです。
(東芝の経営再建のため2017年12月、6,000億円の増資を行ったとき、海外投資ファンドに1株2,628円で引き受けていただきました。
現在の株価は1株約4,700円です。2020年度の配当金は1株当たり80円です。
いま株を売却しても利益は得られます。「東芝から搾り取れるだけしぼり、後は野となれ山となれ」の投資ファンドは困ります。)
・慎重で丁寧な、次のような意見がありました。
これは経営の問題ですが、私たち従業員の職場と雇用を守るという立場で、従業員の代表が“モノ言う株主・投資ファンド”
と話し合い(交渉)をしては…。
|
|
|