[職場だより] 2021年04月11日 英投資ファンド、東芝の買収提案
−東芝の再生と成長、従業員の幸せの道へ−
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4月7日、東芝は英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズから買収提案を受けたと発表しました。
2017年11月以降、東芝株を保有した(モノ言う株主の)投資ファンドが、東芝の経営(方針)にさまざまな注文を付けてきました。
その対応に東芝経営陣は苦心してきました。CVCキャピタル・パートナーズの買収が実現すれば、東芝経営陣は(モノ言う株主の)
投資ファンドから解放され、事業に「集中」でき、経営判断が機動的に行えると言われています。
《経過》
@東芝は経営再建のため2017年11月に、海外投資家を引受先とした6000億円の増資を行いました。
株主と持株比率
・金融機関 13.42 %
・外国法人等 62.65 % (モノ言う株主、ハゲタカファンド約25%)
・個人その他 20.21 %
A投資ファンドの主な要求
・自社株買い要求⇒応じる
取得期間 2018年11月9日〜2019年11月8日
取得総額 7,000 億円
取得株式総数 1億9,810万株 (発行済株式総数の約30%)
・配当金の増額要求⇒応じる
2020年度(2020年4月〜2021年3月) 50円
・キオクシア社株の売却益を、全額株主に還元の要求
・経営陣に投資ファンドの代表を入れろと要求
自分の利益だけを考え「東芝から搾り取れるだけしぼり、後は野となれ山となれ」の投資ファンドは困ります。
東芝の経営陣が慎重に、最適に判断し、東芝の再生と成長を図っていくことを希望します。従業員の雇用を守り、
労働条件の改善に力をつくすことも願っています。
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