[職場だより] 2020年10月20日 このリストラは、これまでとは違う!もう会社のいいなりは嫌だ
−東芝デバイス&ストレージ社 770人のリストラ止めよう−
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従業員のBさんが絞るような声で話してくれました。
「2015年4月に粉飾決算が発覚し、2016年12月にはウェスチングハウス社の7,000億円の巨額損失も明らかになった。
東芝は経営危機になり、倒産の一歩手前といわれた。
会社再建のためとメモリ事業も、家電事業も、医療機器事業も売り払い、毎年社員の首切り・リストラを行ってきた。
私は、会社が生き残るために仕方ないことだと、黙って耐えてきました。
しかし、今回のリストラは違う、経営陣が株主(投資ファンド)の利益ために、私たちの首を切るのだ。」
●東芝が2018年11月8日に発表した「東芝Nextプラン」の説明でも、
車谷社長は「人員の削減は、毎年の定年退職者による自然減があるので、これで計画を達成できる。」言っていました。
利益が低いから、従業員の首を切ってよいなどという、一方的な経営側の論理を許すことはできません。
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【東芝が売却した主要事業】
・2016年 3月…東芝メディカル社(医療機器)をキヤノンに売却
・2016年 6月…東芝ライフスタイル社(白物家電)を中国マイディアグループ社に売却
・2017年 3月…東芝青梅工場(事業所)を閉鎖し敷地を売却
・2018年 2月…東芝映像ソリューション社(テレビ)を中国ハイセンスグループ社に売却
・2018年 4月…東芝病院を医療法人社団緑野会に売却
・2018年 6月…東芝メモリ社(半導体)をべインキャピタル社、他に売却
・2018年10月…東芝クライアントソリューション社(パソコン)の株式80.1%を、約40億円でシャープ社に売却
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