[職場だより] 2020年06月15日 自分が納得できる評価をしてもらえるか疑問
−人事処遇制度(賃金制度)改定で職場の声@−
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40代中の女性従業員が話してくれました。
話のようすから、この方は職場でバリバリ仕事をされているのが分かります。
新しい業務も、自ら考え、進んで取り組んできた(取り組んでいる)とのことです。
仕事は期日(納期)を守って仕上げています。
職場を見まわして、自分は仕事ができるランクにいると思うとのことです。
しかし、これまで自分が納得できる評価がなかったとのことです。
新しい人事処遇制度(賃金制度)は、評価制度の見直しを上げていまが、
自分の評価を良くしてもらえる(賃金が上がる)とは、思えないとのことです。
●会社が人事処遇制度(賃金制度)改定の説明に使用した資料には、
「担っている役割や業績貢献に応じて処遇する」とか、「年齢や勤続によらず評価する」とか、
「挑戦する人を評価する」とかの理由が載っています。
しかし、これまでの成果主義賃金制度も、これと同等の内容で運用されてきました。
結果は、40代の女性従業員が言うように、成果や貢献度に報いる評価は行われていません。
新しい人事処遇制度(賃金制度)の説明資料によると、評価は「成果評価+行動評価」を縦軸と横軸にとった表で行うとのことです。
30%程度が賃金引上げ、20%程度が賃金現状維持、40%程度が賃金引き下げになるとの話も出ています。
実際、東芝労働組合発行の「2020年総合労働条件改善闘争の集約内容」の資料にも
「成果加算額」がマイナスになる数値(賃下げ)が載っています。
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