[職場だより] 2020年06月01日 人事処遇制度(賃金制度)改定の目的は、やはり賃下げと賃金抑制でした
−新しい賃金明細書を受け取って、ショックを受ける従業員−
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東芝の人事処遇制度(賃金制度)が、4月から見直されました。
5月に入り改定された人事処遇制度(賃金制度)による新賃金の明細書が、一斉に職場で配布されました。
3月11日には2020年春闘が集約し、東芝労組も1000円の賃上げを勝ち取りました。
50代のAさんは、新賃金明細書を受け取るとき、賃上げ分も加算された、期待の金額になっているだろうと、ワクワクしたそうです。
ところが賃金の合計額欄の数値は、3月までの賃金より数万円も低いのです。
エッと驚きショックを受けたそうです。
皆はどうなっているのか、職場で聞いて回ったのですが、皆さん黙っていたとのことでした。
やっと40代の従業員の方から聞けたのですが、その人は1000円のアップでした。
Aさんは新賃金明細書を受け取る前に、上長との話し合いは一度もしていないそうです。
会社が一方的にAさんの賃金を決めて、トップダウンで下してきたのです。
Aさんは子供の教育費と親の介護費がかかり、家計はたいへんとのことです。
東芝の職場を明るくする会では、Aさんの話を聞いて、人事処遇制度(賃金制度)改定による新賃金の実態を、
従業員の皆さんからお聞きする活動を続けています。
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