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[職場だより] 2020年01月08日 謹賀新年
−明るくする会は、今年も雇用と労働条件を守る活動に全力です−
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皆さん明けましておめでとうございます。
東芝の職場を明るくする会は、今年も職場の皆さんとご一緒に、雇用と労働条件を守る活動に、
全力で取り組みます。
東芝は「構造改革による収益体質の改善」のスローガンを掲げ
@人員適正化
⇒5年間で7千人削減
⇒早期退職者募集
A生産拠点再編
⇒15%削減
B子会社再編
⇒25%削減
のリストラをを推し進めています。
昨年も早期退職者募集による人員削減は、会社が一方的に削減する従業員を決めて、
呼び出し、威圧的に(パワハラで)退職を強要する方法で行われました。
●2019年3月31日の早期退職者数
・東芝本社部門 339人
・東芝エネルギーシステムズ社(ESS) 427人
・東芝デジタルソリューションズ社(TDSL) 57人
●2019年9月31日の早期退職者数
・東芝デバイス&ストレージ社(TDSC) 414人
東芝の職場を明るくする会は、「人減らしリストラをやめ、優秀な人材を
再生可能エネルギー事業や社会インフラ事業に投資し、東芝の再生を図る経
営に転換せよ」と訴えて、従業員の雇用と労働条件を守るために、全力で闘
ってきました。
東芝の職場を明るくする会に、従業員の皆さんから「会社から早期退職
を強要されて困っている。」という相談が、たくさん寄せられてきました。
明るくする会は、一つひとつの相談に丁寧に対応し、相談者の思いを尊重
して、相談者が納得できる方法で、一緒に解決を図りました。
相談内容によっては弁護士も一緒になって対応しました。
また、相談者、相談内容が外部には漏れないように保護し、相談者が安心
できるようにしています。
その結果、雇用継続などを守ることができました。
会社が提案して2020年4月1日から実施する賃金制度(人事処遇制度)の改定は、
年功的と呼ばれている賃金の基礎部分をさらに引き下げて、 賃金総額を
抑制するのがねらいです。
改定が実施されると、賃金査定の幅が大きくなり、従業員間の賃金格差、
差別が拡大します。 さらに「役割等級制」の導入で、ランクを降級して、
賃金の引き下げが行えるようになります。
賃金は、本人と家族が生活するために必要な金額で決める、生活給が基本です。
従業員が健康で元気に働くことは、会社にとって何よりも大切で、会社力の源です。
そのために従業員は、自分と家族の健康を維持する、衣食住に掛かる賃金を必要とします。
明るくする会は、賃金制度(人事処遇制度)改定の問題点を明らかにし、
生活給が基本の賃金制度実現の活動に取り組みます。
明るくする会へのご相談、ご連絡はメールでお願いします。
akaruku-tsb@kki.ne.jp
東芝の職場を明るくする会を、今年もよろしくお願いします。
代表 石川 要二郎
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