[職場だより] 2019年12月25日 子どもの教育費や家賃(住宅ローン)でお金が掛かります
−従業員の生活実態を聞きました−
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●56才男性《 妻、子供1人(大学生) 》
子どもの学費がかかります。
子供にはアルバイトをしてもらっています。
妻は親の介護でたいへんです。住宅ローンはまだ残っています。
●43才男性《 妻(パート)、子供2人(小学生) 》
住宅ローンの返済、子供の塾代でお金がたいへんです。
貯金はできていません。
年に2回、1泊2日で旅行に行きますが、いま流行りの格安ホテルに泊まり、費用をおじいちゃんおばあちゃんに出してもらっています。
●51才男性《 妻、子供1人(小学生) 》
節約生活(お酒、たばこは飲まないなど) をして、住宅ローンを返済しました。
貯金はありません。
妻が入院したりしたので、予定外の医療費がかかりました。
旅行には行けないので、お正月やお盆に実家(片道3時間)に帰るのが旅行です。
●51才女性《 独身 》
家賃(7万円)の負担がたいへんです。
洋服にお金はかけていません(かけられない)。
退職後の生活を心配しています。無駄遣いはしません。
●55才男性《 妻(会社員)、、子供1人(高校生) 》
共稼ぎですが、住宅ローンの返済が大きくてたいへんです。
子どもを大学に行かせたいので、教育費がこれからかかります。
皆さん家計のやり繰りで苦労されていました。
今年の6月24日、全国労働組合総連合が、人間らしく暮らすための最低生計費試算調査の結果を発表しました。
調査は全国19道府県に住む25才単身者で、賃貸住宅に住んでいる場合で行われました。
その結果平均で月約23万1千円が最低生計費として必要でした。
12月18日には、東京地方労働組合評議会が、東京で生活する10〜30代で一人暮らしの若者411人の「生活実態調査、持ち物に関する調査」を実施して、
それを元に生活に必要な最低生計費を試算し、発表しました。
それによると東京の世田谷区で一人暮らしの若者・男性が生活するには、最低生計費で259,471円が必要とのことです。
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