[職場だより] 2019年12月05日 健康に働く従業員は、社力の源です
−賃金の基本、生活給の内訳を見る−
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賃金は、本人と家族が生活するために必要な金額で決める、生活給が基本です。
従業員が健康で元気に働くことは、会社にとって何よりも大切で、社力の源です。
そのため従業員は、自分と家族の健康を維持する、衣食住に掛かる賃金を必要とします。
●夫婦、子供2人の、標準的な4人家族の生活費を、消費支出の項目で分類すると、
下記のようになります。
【食糧費】、【住居費】〇家賃(ローン返済) 〇家具・什器、
【光熱水費】〇電気 〇ガス 〇灯油 〇水道 〇その他、
【被服費】〇夫 〇妻 〇第一子 〇第二子 〇家族共通 〇クリーニング、
【雑費】〇医療 〇保健 〇衛生 〇理容・美容 〇教育⇒第一子、第二子
〇教養・娯楽 〇交通 〇通信 〇職業関係(夫)
〇その他雑費⇒妻こづかい、第一子こづかい、第二子こづかい、親への送金、火災保険等、贈答・交際
雑費の項目に「親への送金」とありますが、50代の従業員は「親の介護でお金がかかる。」
と言っていました。
また最近は晩婚化が進み、50才の従業員から「子どもが、まだ小学生です。
早期退職を強要されているが辞めれない。」と、明るくする会に相談して来ました。
今回の賃金制度の改定(人事処遇制度の改定)で、賃下げも行われるようになったら大変です。
先々の生活が不安になります。
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