[職場だより] 2019年09月25日 早期退職の強要を断るのは正当な権利です
−嫌がらせにめげず東芝で働いてください−
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東芝および東芝グループ会社でのリストラ、首切りが続いています。
東芝の職場を明るくする会には「早期退職するよう会社から(上司を通して)強要されているが、辞めたくない。どうしたらよいですか。」
という相談がたくさん寄せられています。
★相談者が語った内容(の一部)を紹介します。(順不同)
●早期退職を断って残っても、会社の嫌がらせが続いて、耐えられなくなるのではと、不安です。
●早期退職の面談で、退職強要に耐えられなくて、「退職します」と答えてしまったのですが、本心は退職したくないので、どうしたらよいですか。
●労働組合の役員さんに「家族が病気で、その治療を考えると、今(東芝を)辞めることはできないので、引き続き東芝で働きたいのですが」と相談しました。
役員さんは「そのこと(家族が病気)を会社に伝えておきます。」と言いました。
しかし、変化は起きませんでした。
労働組合は、リストラ、首切りはやむおえないと了解しているため、力になれないのでしょうね。
●労働組合の顧問弁護士に相談しましたが、顧問弁護士は「会社が一方的に貴方を解雇することはないので、
貴方から会社に聞いてみてください」と言い、上司から早期退職を強要されていることを何度話しても、
「会社が一方的に解雇することはない」と答えるばかりでした。
◇東芝の職場を明るくする会は、従業員の皆さんが、退職強要に負けないで、東芝で働き続けられるよう、一緒に考え、活動しています。
早期退職に応じると答えてしまってからの相談では遅すぎます。
まずは、明るくする会に相談ください。
明るくする会は相談者の思いをていねいにお聞きして、相談者が納得できる内容で、一緒に行動します。
相談内容は、保護されて外部には漏れません。
安心してご相談ください。
雇われている側の従業員は、弱い立場にあります。
そこで、弱い立場の従業員が皆で相談し、力を合わせて行くのは良いことです。
日本国憲法は第二十八条で「勤労者の団結権及び団体行動権」を保証しています。
一人ひとりが自覚的に行動することによって、憲法が活きます。
★日本国憲法
第二十八条 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。
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