[職場だより] 2019年07月26日 会社の一方的な、350人の人員削減
        −従業員に責任を転嫁しないでください−
 東芝デバイス&ストレージ社(TDSC)および、そのグループ会社で強引に行われているリストラは、 5月13日、突然、車谷社長が「早期退職募集を使って350人の人員削減を、2019年9月末までに行う。」と発表ししたのが始まりです。  人を減らして、人件費を削減し、目先の利益を上げる、株主の利益優先の経営施策のためです。
 会社の一方的な理由で行っているリストラなのに、退職強要面談で会社(部長や課長・GPM)は、 「あなたに退職を勧めるのは、あなたにしてもらう仕事がないから。あなたに(仕事の)能力がないから。」などと、 問題が当の従業員にあるかのように言うのです。  退職強要面談の従業員に対して、同じ内容で話しているので、退職推進マニュアルどおりです。
●技術者の女性従業員は「能力がないなどと言われショックを受けた。」と、怒りを語りました。
●技術者の男性従業員は「これまでと違う仕事を担当させられたときは、自費で新しい仕事の技術書を買って勉強したり、 休日には仕事に関係する講習会に参加して勉強して、頑張ってきました。」と話していました。
 製品は成長期、安定期、衰退期のサイクルがあります。  したがって、次の製品を開発するために、会社は従業員に新しい技術の調査や、教育をしなくてはなりません。  駒(従業員)を動かすのは、指し手(経営陣、幹部社員、部長)です。  現在の技術は非常に高度化、細分化しています。  差し手が先を見通して、最善手や好手を打たなければならないのに、投了状態です。  しかも責任を駒に押し付けているのは許せません。
東芝の職場を明るくする会
連絡先  メール akaruku-tsb@kki.ne.jp