[職場だより] 2019年06月14日 従業員は人間です。使い捨ての物ではありません。
−東芝デバイス&ストレージ社のリストラ始まる−
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5月13日に車谷社長が、東芝デバイス&ストレージ社(TDSC)で350人の人員削減を、2019年9月末までに行うと発表したら、間髪入れず職場でリストラ説明会が始まりました。
部長やグループ長が部員、課員を集めて「東芝は経営が大変なので早期退職募集を行う。了解してください。」と一方的に話ました。
その後、一人ひとりを呼んで「貴方の退職金は〇〇円です。早期退職加算金は〇〇円です。」と具体的な金額を示し、「早期退職の返事を〇〇日までにしてください。」と急がせています。
粉飾決算が発覚した2015年4月以降、東芝デバイス&ストレージ社(TDSC)関連の半導体事業部門、ハードディスク事業部門は、リストラが続いています。
Aさんは前回のリストラのときも、早期退職を迫られましたが、家族がいて、子供はまだ学生だし、とても会社を辞めるわけにはいかないと断りました。
今回もまたグループ長に呼ばれ「あなたの仕事はない」と言われ、早期退職を迫られています。
50代の従業員は、早期退職の標的にされていますが、まだ学校に通う子供さんがいる家庭もあります。
会社を辞めたら家族の生活が行き詰まります。物のように使い捨てにされては困ります。
2019年3月末まで行われた東芝エネルギーシステムズ社(ESS)と東芝デジタルソリューション ズ社(TDSL)のリストラでも「もうあなたの仕事はない」と言って会社は早期退職を迫りました。
また「(リストラは)東芝労働組合の了解意を得ている」とも言い、あきらめて早期退職するしかないかのよう誘導しました。
従業員のみなさんが、家族と自分の生活を守るため「引き続き東芝で働きます。」と言って、頑張るのは当然の権利です。
会社の退職強要から身を守るため、電機情報ユニオン(個人加入の労働組合)や、弁護士さんに相談するのは、憲法で保障された人権と生存権の行為です。
困ったことは、従業員の生活と権利を守るために活動していている、東芝の職場を明るくする会明るい会に、遠慮なくご相談ください。
相談者、相談内容は、保護されて外部には漏れません。
安心してご相談ください。
内容によっては弁護士も一緒になって対応いたします。
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