[職場だより] 2019年02月05日 事業の企画力強化、具体化、および社風の改善が急務
        −職場アンケートの中間報告4−
「東芝Nextプランで、東芝はサイバー技術とフィジカル技術を融合して社会的な課題の解決に貢献する企業になる、と言っていますが」 の質問に対する回答は、次のようになりました。
  ・12%…納得できる
  ・44%…抽象的で納得できない
  ・31%…他社の物まねだ
  ・13%…分からない
 【添えられていた意見】
   ●今後必然とそうなっていく時代の流れであり、そういう企業でなければ、生き残っていけいないと思います。
   ●「東芝Nextプランで、社会的な課題の解決に貢献する企業」と言っているが、はっきり言って古い。  他社は先を見て既に実施している。 それだけ粉飾問題の年月は、東芝の成長を止めた、大きい事件だった。
   ●既に遅い、遅れている。
   ●具体性が全くなかった。逆に不安になった。
   ●社外向けの言葉でしかない。
「物言えぬ風土、上司に逆らえない空気、パワハラ、チームワークなどの問題が、再三指摘されていますが、改善が進んでいますか」 の問いに対する回答は、次のようになりました。
  ・13%…改善が進んでいる
  ・62%…改善が進んでいない
  ・25%…どちらともいえない
 【添えられていた意見】
   ●社風を変えるのは社員一人ひとりですので、組織的に東芝グループ企業の間で人材交流を行って、様々な環境を経験させるようなシステムが必要に思います。
   ●AIもさらに進歩する時代、未来を見すえ、会社を成長させられる人材の育成をお願いしたい。
   ●仕事ができない人が上にたっても何も変わらない。
   ●年功序列の考え方を変えるべきだ。人材を良くしていくべきだ。
   ●改善のシステムが機能していない。
   ●上司からのパワハラが続いている。
「東芝労組に何を期待しますか」の質問に対する回答は、次のようになりました(複数回答)。
  ・56%…配置転換、出向、転籍では個人の意思を尊重する
  ・38%…賃上げを頑張る
  ・25%…「緊急対策」の減収分を特別一時金で要求する
  ・13%…気軽に相談できるようにしてほしい
◎回答集計から見えてきたのは、原子力事業へ投資を集中させた、バランスを欠いた経営が続いたため、 他の事業が資金不足などで、他社や時流から遅れてしまったこと。  社会を震撼させた粉飾決算への対応、処理で人と時間の浪費が続いたことなどで、東芝が厳しい状態にあるなか、 それを乗り越えて行こうとする従業員の真摯な姿でした。  経営陣の職場に目を向けた奮起、労働組合役員の自主性の発揮が願われています。
東芝の職場を明るくする会
連絡先  メール akaruku-tsb@kki.ne.jp