[職場だより] 2018年12月22日 リストラで退職の道を選んだ30代の(元)従業員
        −これから先の生活を考えると不安です−
30代の(元)従業員のAさんからお話を聞きました。
 Aさんは横浜近郊の事業部門で働いていました。  2015年4月に東芝の粉飾決算が明るみになってから、東芝の再建という名のもとに、次々にリストラが行われました。  Aさんの事業部門でも、これまでに約200名もの人が退職しました。  早期退職の加算金が付かない30代、40代の従業員でも、辞めて行く人がいたそうです。
 このリストラの波のなかで、Aさんも今年退職しました。  現在就職先を探しているのですが、自分のスキルに合う就職先が見つかっていないそうです。  実家の父親は「田舎に帰ってきていいよ」と言ってくれるのですが、田舎には仕事がないので無理とのことです。  Aさんは、焦っていると言ってました。  また、これから先の生活を考えると不安になるとも言いました。  お話を聞きながら、再就職のたいへんさを実感し、心が痛みました。
東芝の職場を明るくする会
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