[職場だより] 2018年12月05日 「東芝Nextプラン」の「サイバー技術とフィジカル技術を融合して…」は既存でした
−「東芝Nextプラン」発表後の職場のようす−
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2018年11月8日、東芝は、会社再建のための「東芝Nextプラン」を発表しました。
発表以降の職場のようすや、「東芝Nextプラン」の内容について、従業員の皆さんに聞きました。
「東芝Nextプラン」では、東芝の目標として「サイバー技術とフィジカル技術を融合して社会的な課題の解決に貢献する企業になる」
と述べています。
これについて質問した従業員の皆さんは、「サイバー技術」や「フィジカル技術」については、知っていました。
「東芝は他社と比べて遅れている」と言っていました。
東芝が遅れている理由については、「粉飾決算で社内がごたごたしていたため、取り組む方針や投資ができなかったからとの意見がありました。
粉飾決算や、原子力事業子会社ウェスチングハウス社の巨額損失が原因で、リストラが行われ、
2016年3月には東芝グループで1万数千人が会社を辞めました。
その後もリストラが続いています。
それで東芝の経営陣に嫌気がさした若い有能な技術者も辞めてしまったとの意見がありました。
「物言えぬ風土」「上司に逆らえない空気」などの社風は、改善が進んでいないとのことです。
経営陣や会社幹部は、「現場、現物、現実、原理、原則」で行動してほしいとの意見がありました。
(机上や言葉で経営陣や会社幹部は、このことを言うが行動が伴っていないという、現実の指摘でした。)
東芝デジタルソリューションズ社では、企画部門の従業員を、さらに60人もリストラすると発表しています。
首切りの面接が1月から始まるのかなと、不安の声が出ました。
「東芝Nextプラン」を活かしていくには、従業員の力がたよりです。
首切りのリストラは止めるべきです。
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