[職場だより]  2018年09月08日 こんなリストラは許されない
        −400kmも離れた遠隔地への派遣に応じられなければ、会社を辞めろ−
 東芝グループ会社の、T社のAさん(正社員)は、同じ東芝グループ会社のS社に派遣されて働いています。  S社への派遣期間が満了になるため、今度は東芝グループ会社のP社で働くように言われました。  P社は自宅から400kmも離れていて、通勤はできません。  P社で働くには、いまのマイホームを手放して、P社の近くに転居するしかありませんが、マイホームを手放すことなどできません。  P社への派遣期間は3年です。  派遣期間が終われば戻ってきますので、戻る家がないと困ります。
 P社の仕事は、重量物を扱う製造現場での作業です。  Aさんは入社以来コンピューターのデーター処理関連の業務をやってきました。  業務表彰を受けたこともあります。  したがってP社の仕事は、これまでのAさんのスキルを活かすものではありません。
 会社はAさんに「P社以外に、あなたの働くところはない。P社に行けないなら会社を辞めるしかない。」と言いました。  会社は、Aさんのスキルに適した仕事を探していません。  Aさん動揺させて、巧みに自主退職へ追い込もうとしています。  社会問題になっている「退職勧奨マニュアル」どおりの行為です。  このようなあまりにもひどい首切り、絶対に許されません。
 東芝の職場を明るくする会は、首切りから労働者を守る活動をしています。  困ったことがありましたら、明るくする会や、電機・情報ユニオンにご相談ください。
東芝の職場を明るくする会
連絡先  メール akaruku-tsb@kki.ne.jp