[職場だより] 2018年02月26日 30年間実直に働いてきたのに、解雇とは
−会社のひどい仕打ちに、声を詰まらせる従業員−
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●東芝デジタルソリューションズ (TDSL)のリストラで、退職する労働者の声です。
この労働者は、1月中旬に、突然部長から「早期退職するように」と、一方的に通告されました。
30年間実直に働き、会社につくしてきました。
辞めさせられる理由が分かりません。
リストラ対象者のリストになぜ載せられたのかも分かりません。
労働者が部長に解雇理由を聞いても、納得できる理由が得られません。
リストラ対象者は、部長と総務勤労部で決めたようです。
総務勤労部から部長に対して「あなたの部では〇〇人リストラしろ」と指示があり、
部長が主観で、解雇しやすい人、おとなしい人、病気がちの人などをリストアップして総務勤労部に挙げ、
確認を得て行っています。 部長は解雇人数のノルマを達成させるために、一方的に迫ってくるだけです。
東芝デジタルソリューションズ (TDSL)のリストラは、経営側が目先の利益を上げるために行っているので、
労働者個人の責任を問う事項などありません。
この労働者に会社が提示した、退職金と早期退職加算金は、とても低い金額です。
明るい会の人たちも「エッ」と声を出す低額です。
悲しいことに、この労働者は退職の道を選びました。
会社に残っても、冷たい仕打ちや冷遇を受けてしまうので、耐えられないと言いました。
人を使い捨てにするのはよくないとも言いました。
従業員を大切にして、従業員の力や熱意で、東芝の再生を図る経営が求められています。
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