[職場だより] 2017年12月24日 再就職は簡単ではない
−電機メーカー各社の社員の方からもお話も聞きました−
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東芝デジタルソリューションズ株式会社(従業員数4,508人)が、2018年3月末までに53歳以上の従業員を300人削減すると発表しました。
明るい会は、これまでも再就職状況を検証して、実状をホームページでお知らせしてきました。
お知らせしたように、再就職は厳しいのが実状でした。
今回、同業他社のキャリア採用(中途採用)の状況について、日立、NEC、富士通の部長職、課長職、一般社員の方から、お話を聞いてきました。
・(上から)人が多いと言われ、社内での振り分け(配転)に苦労している。
・(余剰人員の)仕事を社内で探している。
・私(部長職)も知り合いから、採用の依頼(コネ就職)を受けるが、自分のところの社員の仕事を、
社内で探している状況なので、丁寧にお断りしています。
・役職者(部長)が、肩たたきで、会社を辞めた。
などの話がありました。 どの会社も新規採用どころではないようです。
また、ハローワークの求人情報を、パソコンで検索して見てみました。
50代向けの求人、仕事は、厳しいのが実況です。
ハローワークの就職相談コーナーから聞こえてきたのは「求人が少ないです」という声でした。
今回の東芝デジタルソリューションズの、53歳以上の従業員の削減は、使い捨てそのものです。
東芝に入社するとき、定年は60歳という契約でした。
53歳になったから首だというのは、会社の一方的な言い分で、許せません。
明るい会は、従業員の皆さんと力を合わせて、首切り、リストラに反対して闘います。
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