[職場だより] 2017年12月16日 電力制御盤事業でも開発費が削減され、製品の技術力、競争力が停滞
−電力制御盤事業部門で働く従業員からの意見−
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電力制御盤の設計、製造の仕事をしています。
2000年代は、開発費も人もが削減されていきました。
当面の(受注の)設計、製造に追われるばかりです。
使用する電力制御用の部品も、社内(自部門)で開発しなくなり、外からの購入になりました。
そのため競合他社の製品と比べて、モデルチェンジが遅れ、競争力が落ちました。
後発組の状態です。
以前のように、先行で開発ができ、どこにも負けない電力制御盤を造って行きたいです。
●東芝の職場を明るくする会は、東芝の経営危機の要因となった、新経営方針の検証を行っています。
新経営方針は2000年から始まり、株主への配当を増やすことを第一義的にし、
目先の利益を上げる事業ばかりに目を向け、原発事業に財務体力を超える無理な投資をしたり、
儲からない事業の切り捨て、人件費の削減、将来の製品開発に使う開発費の削減などを推し進めました。
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