[職場だより] 2017年12月10日 東芝デジタルソリューションズ株式会社がリストラ発表
−2018年3月末までに53歳以上の従業員を300人削減−
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東芝は11月29日付ニュースで、グループ企業の東芝デジタルソリューションズ株式会社(従業員数4,508人)が
、2018年3月末までに53歳以上の従業員を300人削減すると発表しました。
昨年、東芝は14,000人ものリストラを行い、社会問題になりました。
そのとき「今後はリストラは行わない。
残った従業員で力を合わせ、東芝の再生に取り組みます。」と言っていたのに、1年もたたないうちに反故(ほご)にしてしまいました。
デジタルソリューションズの従業員から、明るい会に相談がありました。
「53歳以上の従業員は、全員面談が行われる
早期退職に応じない人は、不利益移動させられ、自主退職に追い込まれるのではと、心配している。」、
「なのにデジタルソリューションズは、中堅営業・技術職の中途採用を進めている。」、
「53歳以上の従業員を使い捨てにしている。」
ソリューション事業は、お客様に提案、受注(競合見積り)、設計・製造、納品と進んで行きます。
したがって、大きな利益が得られる事業ではありません。
またお客様の予算があるため、時には赤字で仕事をすることがあります。
赤字は次期の予算でカバーしてもらいます。
しかし社会があるかぎり仕事はあります。
提案活動から納品までは1年2年と長くかかります。
したがって体力がある大手企業でないとできません。
またソリューション事業をすることで、技術が蓄積され、新しい製品の開発につながります。
(ソリューション…問題をコンピューターで解決すること。)
目先の利益ばかり追う経営では、ソリューション事業は成り立ちません。
東芝の職場を明るくする会は、デジタルソリューションズの従業員の皆さんと力を合わせ、会社が成長する経営を探求します。
強制的なリストラに反対して、闘います。
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