[職場だより]  2017年08月06日   昇格させない理由
昇格させない理由 −職場から昇格について意見がありました−
 東芝では平社員から主務へ、主務から課長職への昇格は、部課長などで構成される推薦委員会が、 約3年間の勤務成績を見て、評価して、成績優秀な人を昇格可と判定します。  推薦委員会のメンバーと、昇格対象社員は、日常的に同じ職場内で仕事をしているわけですから、 仕事ぶりを見ているので、評価は事実に基づいて行われます。
 推薦委員会は、昇格可とした社員を、総務部(勤労部)に報告します。  人事権は総務部(勤労部)が持っているため、決定は総務部(勤労部)が行います。  総務部(勤労部)が、推薦された社員の昇格を拒否した例がいくつもあります。  そのなかの2つを紹介します。
 例1
  仕事が良くできて、新規事業の開発も先頭に立って進めている30代の社員を課長職に推薦。
  総務部(勤労部)は、年齢が若いのでだめだと拒否。
 例2
  着実な仕事をして、周りからも「こんどは、あなたが昇格ね」といわれていた社員を主務に推薦。
  総務部(勤労部)は、女性の主務はいらないと拒否。

●成果主義、実力主義と言うけれど、会社の都合(人事権を持つ一担当者の主観)で、 左右され曲げられるねと、職場で話になりました。
東芝の職場を明るくする会
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