[職場だより] 2017年07月30日 東芝の先々を心配しながらも、一生懸命働く社員たち
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東芝のいろいろな職場から、社員の声を聞きました
●会社は信用が第一を痛感
府中事業所の社会インフラの事業部門で働く社員は、「会社の信用力を痛感」したと言います。
以前なら「東芝」といえばお客様も信用してくれて、仕事の受注もスムースでした。
いまは、お客様が東芝が破産するのではないかと心配されて、受注活動が進まないといいます。
三菱電機や日立製作所と競合して、お客様がそちらに仕事を発注してしまうと、残念がっていました。
●若い人材の流出
コンピューター関係の仕事をしている、管理職の社員は「将来性のある若い社員が辞めてしまった」と、なげいていました。
日進月歩が激しいコンピューター関係の仕事は、能力ある若い人材が必要です。
コンピューター関係の業界全体が人手不足になっているため、優秀な人材のスカウトが盛んです。
人材バンクの企業が、東芝の社員に目をつけるのも、ありうることです。
●毎月3万円の収入減、ボーナスが出てホッとした
40代後半の社員の話です。 会社の緊急対策のため毎月の給料は、緊急対策前と比べて3万円減っているとのことです。
夏のボーナスは出ないのではないかと心配していましたが、金額は半分でしたが、出たので安心したとのことです。
住宅ローンと子供の教育にお金がかかる、一般的なサラリーマンです。
子供が公立学校に進学できたので良かったと言っていました。
●発電機事業の将来は
京浜事業所の社員は、発電機事業がどうなるか分からないと言っていました。
水力発電機、火力発電機、原子力発電機などの発電機事業にどう取り組むのか、将来がどうなるのか、分からないと先行きを心配していました。
●仕事はあります
小向事業所の社員は「私の職場は、前と変わらず仕事はあります」と述べていました。
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