[職場だより] 2017年06月20日 東芝青梅工場の稲荷神社
|
東芝青梅工場の稲荷神社
東芝青梅工場(事業所)は、野村不動産に売却されて、現在、建物などの解体工事が行われています。
青梅工場に勤務していた従業員の方から「稲荷神社はどうなりましたか」との問い合わせがありました。
東芝青梅工場(事業所)稲荷神社は、工場西門を入って左に進むと、正面突き当りにあります。
青梅工場は1967年に、武蔵野の雑木林や畑地を切り開いて建設し、操業しました。
したがって稲荷神社も、東芝が工場の発展を願う目的で建立したものです。
毎年正月や2月の初午祭(はつうまさい)の日には、会社の幹部が参拝し、一般従業員にも参拝をうながしました。
問い合わせをしてきた従業員の方は、稲荷神社に参拝し会社の発展願ったころが懐かしいと言っています。
現在、フェンスで囲われていて見ることが出来ない箇所がありますが、敷地外から見る限り工場の建屋は外観上残っています。
しかし、建屋内の内装などは全く分かりません。 稲荷神社は、更地(きれいに整備されていない)となっていました。
何の役にもたたない東芝労働組合の事務所はまだ残っていました。
鯉が泳いでいた貯水池は水が抜かれています。 清和荘は外観の建屋が残っています。 自転車置き場などは更地となっています。
青梅工場は50年の歴史を閉じましたが、人生の大半を過ごした思い出の風景や事物も失われてしまいました。
|
|
|